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    • 2013/9/11 8:34
    • 『トラブゾン狂騒曲』
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    • 鑑賞日:8/18(日)
      鑑賞場所:渋谷イメージフォーラム
      製産国:ドイツ


      トルコの風光明媚な田舎町トラブゾンの様子をとらえたドキュメンタリー映画。
      監督は若き天才と呼ばれるファティ・アキン。
      ドイツ人だけれど、トルコ移民の2世。
      そんなアキン監督のおじいちゃんのふるさとがトラブゾンだ。

      鉱山跡地の大穴がに突如ゴミ処理場が建設されることになった。
      鉱山ができた時だって、木を倒して道をつくったりされて、住民は大反対だった。
      今度はゴミ処理場ができるんだから、誰だって反対したくなる。

      住民たちの反対をおしきり、国は強行突破してゴミ処理場ができてしまった。
      静岡の山間の丘陵地といったトラブゾンは茶畑が盛んだ。
      そんな美しいトラブゾンが悪臭のヒドイ村になってしまった。

      茶畑の中に不自然にできたゴミ処理場。
      管理もずさんで、ゴミの土への浸食を防ぐために施したのは、地面に厚めのゴム製シートを敷くのみ。
      悪臭対策には香水をまくだけ。
      浄水施設もゴミ処理場に対してあんまりに小さかった。

      ゴミ処理場のゴミは数年で山盛りになってしまった。
      でも、まだまだゴミを詰め込むという国。
      そして、ついに恐れていたことが起きてしまう。
      近年でもまれな大雨により、ゴミや汚染水が一気に川に流れてだしてしまったのだ。
      川は泡立ち、ゴミ処理場意外の場所にも悪臭がたちこめる。

      こんな状態になっても、いまだトラブゾンのゴミ処理場は使われ続けているそう。
      まだトラブゾンの人たちは闘い続けている。
      でも、次の担い手である若者たちは、汚れたふるさとを捨て、次々とでていってしまう一方だ。

      都会を美しく保つために地方がしわ寄せをくうのは、どこの国でも同じなんだと、痛いほどわかった。

      ファティ・アキン監督によるこの映画がトルコ政府を動かしてもらえたらなと思う。

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