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- 2007/9/25 4:37
- ホスト実話昔話
リエ⑤お待たせしました
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- 「聖夜は…私のものになってくれないんだよね…」
俺は驚きの顔をきっと隠せてなかったはずだと思う。
思わず返答に困る…恋愛感情…
お客…
指名がかぶって着く時間が短くても笑って応援してくれる…指名の本数が少ない時は忙しい中、来店してくれた…
沢山のお客さんも紹介してくれた…
自分をここまでの男にしてくれた大事な人…
頭の中が軽くパニックになる…
俺が困っていると察したのか
「冗談だよ、冗談、聖夜すぐにマジに考えるんだから」
と笑い飛ばした。
その言葉にホッとはしたものの頭の中はリエの言葉の答えを探していた…
既にこの頃、恋愛という感情が自分の中で欠如してきていたのかもしれない…
そして、話題が変わり楽しく時間を過ごしていると閉店の時間が近づいた…
「聖夜、今日はもう帰るね。また明日来るから…」
その日のその時間はたまたま俺の客がリエだけだったのもあり店外まで見送りに出た。
俺が今日もありがとう…
と話かけた時に…
「私は聖夜に変えられたの…荒んでた心と体、変えてもらったの。聖夜はホストらしくないけどだから私を変えてくれたんだと思うの。だからずっと今のままの聖夜でいてね。」と
笑顔で話した。
「また明日来るから」と少しはしゃぎ気味に言いながら朝焼けの街の中へ消えていった…。
続く…
◎俺、本人は笑えない展開になりますが…そろそろクライマックスです…
- 「聖夜は…私のものになってくれないんだよね…」