神崎聖夜さんの日記

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- 2007/9/22 1:14
- ホスト実話昔話リエ③
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- あれから一週間が過ぎただろうか…
  雨が降る寒く淋しい夜だった…
  ｢いらっしゃいませ」…｢大丈夫ですか？聖夜、聖夜！｣
  振り向くと雨でずぶ濡れになったリエがいた…
  ｢取りあえず、こちらへ…｣
  とWCへ連れて行き内勤にタオルを持ってきてもらった。
  髪を慣れない手つきで拭いてあげながら聞いた…
  ｢こんなに濡れてどうしたの？｣
  その瞬間、リエの瞳から涙が溢れでた…そして、泣きながら一生懸命に話初めた…
  ｢私…私、ずっと我慢してたの…聖夜に聖夜に…会いたくて…だけど、だけど…｣
  と言った時に内勤が心配になり様子を見に来た。
  ｢聖夜、大丈夫か？｣はい、大丈夫です。今、席にご案内するところです…。
  (どこをどう見てもそういう雰囲気じゃない…しかし、この場はこういうしか無かった…)
  軽く一通り拭き終わり席へと着いた…。リエは前回会った時とは違う疲れた姿で俯き加減でまだ少し泣いていた…
  リエ、落ち着いてもう一度話してごらん。
  そういうとコクリと小さく頷いた…
  ｢私、聖夜に会いたくて…だけど、聖夜にいつも頼って…癒やしてもらって…毎日聖夜を思い出す…だけど、だけど………｣
  続く…
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