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    • 2015/12/29 8:03
    • オ菓子ヲ報酬トシテ偶ニ除霊シテイル友人ノ話3(転載)
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    • 通常の霊ならこんなめんどくさいことはしなくても祓えるらしいが、
      「土地の神様だろうなー」と荒い手段には出なかったらしい。

      一時を過ぎた頃、急に煙草の煙が友人にかかるようになった。

      (あ、来た)

      やっぱり霊ではなかった。
      猿のような、白茶色のものが現れた。

      普通だったら「悪霊退散!」とかかっこいいのを想像したいが、友人はお経も解らない。
      そして一時である。彼女は待ち疲れていた。

      友人の除霊スタイルは話し合いである。
      だから喋れない水子や外国人は大変らしい。
      今回は猿である。
      喋れなかった。

      「お前なにしたかったの?」
      「イーッ!!イギーッ!!」
      「なるほど。わからん」

      そんな訳で多少困る友人。
      猿だとは思っていなかった。
      (几帳面に収納していたから人間だと思ったらしい)
      そうしていると昼間道案内をしていた巫女さんが集まって通訳をしてくれた。

      この猿、友人に攻撃を仕掛けていたらしいが何故か効かなかった。
      代わりに家の中にいた息子さんが奇声をあげて跳び跳ねていたらしい。
      (後日聞いた話)

      この猿のよりしろを見つけないといけないのだが、
      話が出来ないのでわからない。
      その内に息子さんは家を飛び出していった。

      とりあえず猿捕まえないといけないので
      水晶に閉じ込めたらしい。

      水晶の能力には時間制限があるらしく
      急いで息子さんを探すと庭で穴をひたすら掘っていた。

      巫女さんの話によると、この土地は元々地主が住んでいたらしい。
      その地主というのが女をとっかえひっかえ喰う奴だったのだが、
      死んでからも美人をみつけると祟り殺して食っていたようだ。

      そこで土地神の猿が、これはあかんと地主を食べたらしいが、
      逆に地主に乗っ取られたらしい。
      ので騒いでいた猿は地主。

      体の一部を大切にしていたのは、生前からの行ないらしい。
      自分のものだという印。
      息子さんが穴を掘っていたのは、
      その生きている時に集めた体の一部達の上に家を立ててしまったからだ。

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