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    • 2015/12/29 7:59
    • オ菓子ヲ報酬トシテ偶ニ除霊シテイル友人ノ話2(転載)
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    • その家は友人宅から車で二時間かかる山奥にあった。(同県内)
      高速から降りた瞬間から違和感に気づいたらしい。

      友人は普通に霊が視える。

      首のもげた霊がなにか喚きながらカフェでお茶を飲んでいるのを日常的に見ている。
      なので色んな種類の霊を知っている。
      だがその山の霊には共通点があった。
      身体のどこかしらが一部分欠けているのだ。
      二つではなく、必ず一つ。

      山道に入ると中に巫女さんがちらちらみえるようになり、皆件の家を指し示していた。
      なんて親切なんだと思いながら家についた友人。
      三世帯住宅で家も庭も物凄くでかかったらしい。

      友人を出迎えてくれた奥さんはやつれきっていた。
      しかし奥さん自体にはなにも憑いていなかったらしい。

      嫌な感じはしたけど嫌なものはいなかったので友人は各部屋を覗かせてもらった。
      するとここの霊は几帳面だったらしい。
      各部屋に周辺にいた霊の欠けた身体が収納されていた。
      (この部屋は脚、こっちは腕、みたく)

      この辺りで友人は「これ霊じゃなくね?」と思ったようだ。

      写真をみたときも思ったのだが、親玉となりそうな奴が全く写って無かったそうだ。
      実際に見てもそれらしき奴がいない。
      そこで友人は奥さんにこう言った。

      「庭で煙草吸わせてください」

      経験上煙草をすうと出てくることがあるようだ。
      あと水晶があるならなんでもいいので持ってきてくださいといった。
      (水晶はモンスターボール的な役割らしい)

      その間、友人は友人なりに選んだ酒を飲んでいた。
      (彼女はめっちゃ酒に弱いので「大丈夫なん?」と訊いたら「除霊しているときは全く酔わないよ」と言っていた)

      そんなこんなしてたら奥さんが
      なんでこんなん持ってるのと思うくらいのデカイ水晶を持ってきてくれた。

      お分かりかと思うが、この時点で、
      煙草を吸い酒をかっ込み水晶を片手に持っているという
      異様な二十代前半(当時)の女が出来上がった訳だ。
      (そんな異様な光景に周りの普通の霊がびびっていたらしい)

      まず家の中心に水晶を置く。
      友人はまだ相手の姿が解らないので
      ひたすら煙草をすうという持久戦になった。

      友人がその家に訪れたのが十一時くらい。
      準備にさらに一時間半。
      そこからひたすら夜の一時半まで煙草と酒のターン。

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