灰色銀貨Dさんとモバ友になろう!
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- 2011/12/30 17:55
- 黒い僕~その27~
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- 「まぁいいじゃん、少ししたら女の子戻って来るよ」
お客の一人が言う。
「マネージャーさん、ごめんね。」
もう一人が言う。
「時間が来たら指名の子は戻しますのでそれでよろしいですね?」
「あぁ…」
1番文句を言っていた本人も了承しくれた…。
僕は、テーブルを後にした。
それから13番に女の子が戻り問題は収まった。
僕は、しばらくホールに立つ事にした。
「きゃ~」
また13番テーブルだ。僕は直ぐむかった
。客が上半身の服を脱いでた。
「すいません。お客様服を着ていただけますか?」
「あぁ~ん、またおまえか? 俺がどんな格好をして飲もうが関係ねーだろーー」
「申し訳ありませんが、お店のルールが守れないのであれば今すぐ退店してください」
「こっちは、金払って遊んでるんだぞ」
「そうおっしゃるなら、お代は結構ですので今すぐ店をでてください。他のお客様に迷惑なので!」
聞き分けのない客にイライラしながら段々と僕も口調が荒くなる。
「いやいやマネージャーさん、こいつが悪いんだしお金は払っていくよ。悪かったね、俺らもう帰るから!」
「いえ、結構です。」
「まぁまぁ、迷惑かけたのこっちだから払うよ。」
他の二人は、そんなに酔っていないらしく至って冷静だ。
僕は三人分21000円を貰い、三人を送り出す事にした。
普段なら、女の子はエントランスまで見送る。だが、見送りは僕一人で行った。
ちょうど店の外まで来た時、僕は頭を下げ「ありがとうございました」
と言ったその時、僕の体は、店の外まで吹っ飛んでいた。
道路に投げ飛ばされた僕は一瞬何が怒ったのか理解できなかった。
「おい小僧、何がありがとうございましただっ。こっちは無駄金使ってるんだぞ。」
おいおい、なんて言い草だよ。立ち上がりながら僕はスーツが汚れた事にイライラした。
「あのさ、店の外にでたら俺は一般人なんだよね、だから客だと思わなねーからな! 楽しむ楽しまないは、おまえらの器量だろうが!ちいせー器のくせに店で遊ぶな。クズ」
そう言った僕はもう止まらなかった。
僕を投げ飛ばした客の胸倉を掴み店の壁に押し付けた。
「綺麗に遊べねーんなら二度と…」
来るなと言おうとした時、またも僕の身体思いもよらぬ方向に飛んで行った…
- 「まぁいいじゃん、少ししたら女の子戻って来るよ」