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- 2010/12/15 22:49
- 俊足おじいちゃん
其の1
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- あるところに72歳のおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは昔、50m走を6.5秒で走ることができました。
しかし、今では7.1秒でしか走ることができなくなってしまいました。
そこでおじいさんは
『昔のように速く走っておばあさんにかっこいいところを見せたい!!』と
意気込んで速く走るためにはどうしたらよいのかインターネットで調べることにしました。
そうすると1つの情報がおじいさんの目に止まりました。
《車にはエンジンがついている》
これを見たおじいさんはすぐさま車屋に急ぎエンジンだけを購入し病院に行きました。
病院に着いたおじいさんは
『頼みます!!このエンジンとやらを私に付けて下さい!』
とナースに言うと
『できるわけないでしょ!』
とナースに頭をぺしんと叩かれました。
ですが、おじいさんは諦めずに何度もお願いをしました。
そうするとその横で1人の男がクスクスと笑っていました。
その笑いはおじいさんにも
当然聞こえておりおじいさんは激怒しました。
『貴様!!何を笑っているんだ!!私は本気なんだよ!!』
『本気ってエンジン付けて下さいとかバカ過ぎるだろ…』
ゴツっ
おじいさんはその男を殴りました。
『私は速く走っておばあさんにかっこいいところを見せたいんだー!!』
男は立ち上がり
『そこまで言うならその夢、オレが叶えてやるよ』
『ホントか!?あんた名は?』
『オレは科学太郎…研究者だ。オレについてこい!!おじいさん!!』
そして、おじいさんと科学太郎は病院をあとにしました。
2話に続く…
- あるところに72歳のおじいさんとおばあさんが住んでいました。