唐沢だ。さんとモバ友になろう!
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- 2010/5/23 22:58
- 無のバスケットから
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民法問題で良く使われる言葉です
無のバスケットを受け取っても、無からは無しか生まない。
…ワケわかんないですよね
俺も最初、意味がわかんなかった
Aさんが持っていた宝石をBが盗み出して、善意の質屋Cに売りました。
Aさんは宝石を取り返せるでしょうか?
答えは2年までなら取り返せます
無権者(盗人)が持つ、宝石の所有権は元々ないのですから、Aが保護されてしかるべき。
無からは無(権利がない)しか生みません。
前置き長くなりましたが、最近下らない質問がカテに氾濫しています。
『リンク:質問広場>第860話 「えーてんの歴史カテから移転すべきか?」 (投票順)』
『リンク:質問広場>第859話 「歴史カテ礼儀正しさNO1はだれ?」 (投票順)』
単にヒトを茶化し、小馬鹿にしているだけの質問。
…そもそも、普段から「歴史」と関係のない(関係するフリをするものも含む)、どちらかと言えばヒトを小ばかにしたとしか思えない質問を立てる人間に、人間性を認める風潮(回答・投票するのも支持の一種)に、今般の我が国の零落を垣間見るような、薄ら寒さを覚えました。
友人の談によると、私はカテにおける「ガチガチの原理主義者」なのだそうです(笑
原理主義と言うと、タリバンのような極端なものを想像しますが、本来は「コーラン(聖書)の教えに忠実に生きよう」という穏健的運動です。
キリスト教、イスラム教いずれにも存在しますが、私の「勉強教えて・日本史世界史カテ」なのだから、それに適合しない質問は無視するべきだ、という考え方が「本来の基本に忠実でいよう」という点で似通っているのだとか
…まぁ、何にしても。
やはり言いたいのは「無からは無しか生まない」という点ですね。
ちなみに無権者の権利を「追認」すると「無のバスケットに有が生まれる」と言います。
本来存在しなかった権利が生まれてしまうのです。
それが道義的にどうあれ、無権者に権利が生まれる判例もこの世にはあります。
社会は矛盾に満ちているのは確かですが、敢えて間違えて見せても気付かないならば、何の意味もない追認に他ならない。
その矛盾を教えたいなら、もっと違う方法があるはず。
そう思います
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