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    • 2016/12/5 13:50
    • 救う闘牌
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    • 上家のジジイが機嫌が悪かったの。
      東1.2局で連続振りのみ。
      毎回、無理染めをやってるからである。
      2ピン大明槓した後に345ワン手出し。
      明らかに遅い染め。
      それに気づいた他家がリーチで攻める。
      そして上家のジジイが振り込む。
      そのパターンが続いてた。

      東4局ジジイの親。第1打は5ソウ。
      嫌な予感がした。次も中張牌だったら
      やけくそ国士だな…と思った。
      次は6ピンを捨てた。ヤケクソ国士である。

      対面が捨てた9ワンをポンした。
      自分の手牌はバラバラ。
      配牌降りをしようとしていたが
      意味はあった。
      9ワンを3枚見せることにより
      国士を辞めさせるよう促す。
      ヤオチュー牌が好きな俺らしい発想だった。

      しかしジジイは中貼牌切りを辞めない。
      対面からの5ソウ切りリーチ。
      ジジイは6ソウをツモ切りし振り込んだ。
      ジジイの手牌を見てみたら9ワンと
      中貼牌が3枚あった。
      9ワンを持っていたのか。
      運が良いのやら悪いのやら…

      しかしこれで、この半荘の流れが
      分かった。
      ジジイからいかに点棒を奪うかの
      競走であるということが。
      出来ればそれは避けたかった。
      俺は麻雀をしに来たのだ。
      ATMから点棒を引き出しに来た訳では無い。

      南4局俺の親。
      作戦は1つだけ。
      連チャンしない。誰にも振り込まない。
      麻雀として成立してないので
      俺は完全にやる気を無くしていた。
      ジジイが56ピンを捨てたら
      俺も56ピンを捨てる。5ソウを捨てたら
      筋の8ソウを捨てる。
      合わせうちの連続だった。
      しかし困った事に手牌が暗刻に寄ってくる。
      そして四暗刻聴牌。
      落ち目の逆を行けと言うが
      これ程だったとは…
      そして次順ツモってしまった。
      ツモを宣言するとジジイが
      飛んでしまう。
      ジジイの飛ぶ姿は見たくなかった。
      だから9ワンをポンしたり色々した。
      麻雀で勝ちたいけど出来れば
      ハコりそうな人も救いたい。
      そんな気持ちが確かにあった。

      腹をくくりツモを宣言した。
      「1万6千オール。電車(とび)で終了ですね」

      ジジイは何も言わず点棒も出さずに
      喫煙所へと消えていった。

      敵に情けをかけるのはいいけど
      敵が自分に情けをかけるとは限らない
      だからツモを宣言した。

      次にキレうちをしてハコるのは
      自分かもしれない。
      ジジイと自分を重ねてしまった。

      あまり良い気持ちがしない
      役満ツモだった。

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