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- 2021/1/7 20:53
- もちまろのミニカー日和 其の二十一
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- ~「雨のナカジマ」伝説~
ONYX製1/43
ロータス・ジャッド101
#12中嶋悟車
『もちまろのミニカー日和 其の九』
でご紹介した
日本人F-1ドライバーのパイオニア・中嶋悟(なかじまさとる)。
彼が「一瞬の煌めき」を放ったのが
一九八九(平成元)年十一月五日
F-1第十六戦・オーストラリアGP。
当時、中嶋は老舗チームではありながら浮き沈みの激しい中堅チーム、ロータスに所属していましたが、搭載していたエンジン(ジャッドエンジン)が非力だった為、
シーズンは苦戦の連続。
シーズン最終戦だったオーストラリアGPでも、予選は全三十位中二十三位。
しかし、レース当日(十一月五日)は激しい豪雨でレーススタートが予定より三十分遅れになる程の荒れた天気で、、、
雨の中スタートしたレースもスリップやクラッシュが相次ぎ、レース途中で赤旗中断になります。
一時中断の後、雨が降り続く中レース再開。
その時、予選二十三位から「十九台抜き」を見せて四位まで順位を上げてきたのが、
ロータス・ジャッドのカーナンバー12番の中嶋悟。
F-1でも、上位三位までは表彰台に乗れるので、表彰台まであと一歩の四位。
四位まで順位を上げた中嶋は
前を行く三位のウィリアムズチームのR(リカルド).パトレーゼを追い詰めていきます。
そして、六十四週目。
中嶋はファステスト・ラップを記録します。
ファステスト・ラップとは
そのレースで一番速く一周走行した、という記録で
中嶋が記録したファステスト・ラップは
1'38,480。
雨の中ファステスト・ラップを記録した中嶋悟は、レースを四位で入賞し、この走りの後
「雨のナカジマ」と呼ばれるようになりました。
日本人F-1ドライバーのパイオニア、中嶋悟の見せた一瞬の煌めき。
ミニカーは
「当時物」となる古いミニカー。
ONYX(オニキス)製の1/43
ロータス・ジャッド101
#12中嶋悟車。
オニキスのミニカーは、たいていバックミラーが付いてなかったり、「ディテール」としては少し雑な仕上がりですが、価格が手頃(当時三千円くらい)でコレクションしやすく、「F-1ブーム」だった平成初期は、どの玩具店にもオニキスのミニカーが売っていた、という時期もありました。
また、このミニカーは「キャメル(CAMEL)タバコデカール」仕様となっていて、
当時物のミニカーとして貴重な一台です。
- ~「雨のナカジマ」伝説~