妃卍紗`･ω･さんの日記

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- 2011/3/17 11:25
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- ようやく電気だけは復旧しました。
  目の前まで津波と火災が迫ったものの奇跡的に家は残り命も無事ですが、地震と津波で街がありません。どこに行っても瓦礫の山です。なんにもありません。当然飲み物や食べ物もありません。物資や配給は避難所優先なので自宅が無事だった所には何も回ってきません。生き延びたけれど、このままじゃいつ死ぬかわからないです。生きるために必要な何もかもが、どこからも誰からも何一つ手に入りません。母や友人も行方不明で安否が分からず何をどうすればいいのか…。
  とにかく今は生きていますが、1日先の事すらもう何もわかりません。
  どんな報道がされているのか詳しくは知りませんが、私が言えるのは、「とにかく何もない」という事だけです。
  
  上記は宮城県石巻市に住む友達から昨夜、漸く電気が復旧したから、と来たメールです。
  テレビで報道されている気仙沼市、南三陸町ではある程度、食事や暖が取れる環境が整って来ているようですが、この友人が住む石巻市はまだまだ物資が届かないとの事です。先程、電話で聞いた話ですが、この度の地震により、見渡す限り瓦礫の山、近くの三ヶ所の給水所や炊き出しにいっても満足に飲食物を手に入れられず、更にこの地域では被災直後、車上荒らしや、商店の品物を強奪する騒ぎが多発しているそうです。テレビで見ている情報が全てではありません。実際に被災直後この子が避難した先の避難所では毛布も、下に敷く段ボールも無い状況です。ガラスが飛び散った教室で過ごしたと聞きました。
  その状況に命の危機を感じ自宅に退避したらしいですが、買い置きしていた物もそろそろ底をついてくるとの事です。自宅が残っているからと言って、水すら満足に貰えません。給水所の水もいつまで持つか分かりません。
  そして雪が降っています。電話越しでも分かるくらいに声が震えていました。寒い、と何度も口にしていました。家に居ながら息が真っ白だと聞きました。
  
  この子が何度も訴えていた事を記しますので、皆さん、協力をお願いします。
  この拙い記事で危機をお伝え出来るか分かりませんが、現状を知り、テレビが全てではないという事を理解し、物資、ガソリンの買い占め等行わないで下さい。被災地では切実に物資が不足しています。
  
  「一人１０円でも良いから兎に角募金して欲しい。」
  
  「兎に角この現状を知って欲しい。より多くの人に流して欲しい。」