*神流*さんとモバ友になろう!
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- 2011/9/12 21:00
- 長いぐち
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- 開かずの踏切。
通勤通学で足止めを食らう人達。
自転車通学のあたしも、毎朝のようにこの踏切に苛立たされる一人だ。
踏切が開くと同時に、みんな我先にと動き出した。
一呼吸置いてから、ペダルを踏み込もうとしたその時。
踏切の真ん中で、サラリーマンが手に持った傘で自転車に乗っていたOLの頭を殴った。
周りは何事もなかったように、ただ目的地へと向かうだけ。
激しく口論する二人。
取り残されたあたしは、とりあえず近くの交番に向かって走り出した。
「あのー…踏切の真ん中で喧嘩してるんですけど…」
「喧嘩…ですか?」
めんどくさそうに立ち上がる警察。
喧嘩は相変わらず続いていたけど、警察を見るとサラリーマンの方がバツの悪そうな顔をして黙った。
あぁ、学校行かなきゃ。
すれ違い際に聞いた会話から、どうやらOLが自転車でサラリーマンの足を退いたらしい。
で、怒って傘で叩いた、と…。
なんて回想しているうちに到着。
もちろん遅刻。
別に悪い事をした訳じゃないと思う。
かといって、遅刻を正当化できる訳じゃないし。
休み時間、友達に今朝の事を話してみた。
「放っておけばいいのに」
って笑われた。
そうかもね。
昔っからそうだ。
道端の猫の死体を端に寄せたり、埋めたりして遅刻した事数回。
知らない人のトラブルに巻き込まれた事数知れず。
良かれと思ってやる事全て、誰に感謝されるでもなく、むしろ自分にとってマイナスの結果に繋がりがちだ。
…あー、そういえば夕方から雨だっけか。
だからあのサラリーマン、晴れてるのに傘持ってたんだなぁ…。
もちろん、帰りは濡れながら自転車で帰った。
…あ、これ高校の時に実際にあった事を物語風に…なりませんでした。
同じ日に遅刻した優等生は、貰い溜めてある遅延届けを提出して遅刻にならなかったりね。
なんか、冷めちゃって。
一歩違えばあたしヤンキーにでもなってたんじゃないかなぁって思う。
環八の真ん中で猫が退かれてたら、せめて端に避けたくなるんだもの。
それだけで、形を留めていられる。
それに意味なんか求められてもさぁ…優しいとか偽善とか気違いとか色々言われたけど。
なんでそう、自分の物差しが正しいと信じきれるのか…。
うん、単なる愚痴。
長ぇな。
- 開かずの踏切。