Zauer/バチカさんとモバ友になろう！
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- 2015/1/12 12:03
- 日本人の安定志向をバカにしてはならない。
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- ニュース日記 について:
- なんだかなあ。
この主張から俺がヒシヒシと感じたのは、
『経営者の大変さも労働者も味わえ！』
『今、少子化（＝出生率の低下、未婚率の上昇）が問題になっているけど、あんなの別にどうでもいいからw 僕には関係ないからwww』
確かに前者の主張は分かるところもある。
実際、経営者の夫を持つ主婦の方から、こんなことを聞いた事があった。
『うちの夫は経営者だから、いつ会社が傾くか分からない。そうなったらうちの子は養えないから、自分の貯金が十分になるまでは二人目なんて作れない』
ちなみに彼女は、『経済的理由で子供は作れないのは自己責任だ』し『金が無いのに子供を作るのは間違い』とも主張していた。
これら主張から俺が感じたのは、
『将来に安定が見込めない限り、日本人は子供は作れない。そしてその不安の前には、現在の所持金額の大小など関係ない』
だった。
確かに、経営者というのは非正規雇用の代名詞。不安定なのに責任ばかり追求される立ち位置なのは間違いないだろう。だから、元々ここの地位の人達は、出生率が低いのかもしれない。
だから、非正規雇用のような将来を不安にさせる仕組みは、安定志向の強い日本人には、よりリスクを尻込みさせる可能性が高い。
少なくとも、見込み収入の無さから、恋愛、結婚、出産に対して二の足を踏む人は激増する。少子化を問題視する日本では、それはかなりの大打撃になるだろう。
となれば、もし正社員を無くしたければ、非正規そのものの待遇を上げる、教育費、医療費云々を無料化する、職業訓練制度の質を向上させる、といった、『企業が保護しない分、国がしっかり面倒を見る』といったことをしなければならなくなるだろう。
実際、幸福大国といわれたデンマークとかそんな感じらしいし。
むしろ、そっちの方が、日本はしたがらないだろうに。
日本人の安定志向をバカにしてはならない。
彼の思惑は、安定志向のある人間の淘汰。とも見えて仕方がないんだが。
