雨宮時雨さんとモバ友になろう!
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- 2018/9/2 12:22
- dream fantasy
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- 第9話 明かされる真実
パチュリーさんに呼び出された俺は図書館へと訪れる
「よく来たわね、ここに座って」
俺は指示された場所に座る…
「こあ!お茶をくれるかしら?」
「はい!パチュリー様!」
使い魔の小悪魔さんが俺とパチュリーさんにお茶を出してくれた
「それで、話とは?」
「…あなたの親のことよ」
「やめてください…俺は聞きたくない!」
「いいえ、あなたは聞かなくてはならない!」
俺は拒否したが、パチュリーさんの言葉にかき消された…
「あなたの親は…最初に紅魔館を訪れて、私の子…ゼレルから細胞を少し取って行ったわ…その後、あなたを産んだ…」
「…なんでそんな事を?」
「…幻想郷では、ゼレルは特殊な存在なのよ…守護神ってだけではなく、希少種なの」
「希少種?…その細胞を俺に…なんで!?」
その口から聞いた言葉は…俺に強く根付き、トラウマになった
「貴方を神へ貢ぐ生け贄にさせるため…そう言っていたわ」
「あぁ…アアアアアア…うわあああぁぁぁあぁ!」
俺は頭を抱え、叫んだ…もはや理性など無い…ただ、ひたすらに叫び続けた…産まれてすぐに生け贄だと!?…俺の頭は割れんばかりの頭痛に襲われる
パチュリーさんは俺を抱き寄せてこう言った
「ここに居なさい、天城の家も危険よ…貴方には、人里は敵しかいない」
だからか!人里の連中は俺を【あの目】で見てくる…
和人は真実を知ってしまった…自分の生まれた意味も、理由も…ただの生け贄でしかなかったと…
次回、人の悪業
- 第9話 明かされる真実