ディンプルさんとモバ友になろう!
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- 2014/12/19 9:39
- 将棋日誌30
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- 将棋の道は険しい。道場では棋符が記録化されているので自己及び他者分析が可能だ。でんぷるは無闇矢鱈に指すのではなく、棋符を見て棋力向上を目指している。対局後は他の詰み筋があったか? あの手を指していればどうなった? この手で受けていればどうなった? など、シミュレーションを怠らない。そんな中、注視すべき点がある。デンプルの将棋は、勝ち負けに関係なく異常なほどに短手数なのだ。それは他者と比べると明白で、百手を超える局はほとんどない。速攻瞬殺型とカッコをつけたいところだが、将棋を指し続けるにつれ、受け将棋こそがカッコいいと感じるようになった。そう、将棋の花形は受けなのである。身近な理想型はtomoである。相手の攻めに対し臆することなく抵抗し、駒を清算したり、逃げ切る姿は芸術に映る。こうすれば詰まれないということを感覚的に分かっているのである。モバ時代から待ち構える(攻め方を知らない)タイプの青年であったが、そのときの経験がいま、花を咲かせたのだろう。また、でーさんの局面をあえて複雑化して、読みで相手に勝るというアカデミックな将棋にも受けが不可欠となる。ぶつかりあった駒が3つあったら有段者と言うが、でーさんの中盤はまさしくそれで、あろえのように目の前の駒を即取り(貧乏流)することはない。でんぷるはふたりの技術を盗み、階段を駆け上がりたい。