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    • 2022/12/1 21:46
    • It's not about (・ω.). It's about yumi.
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    • 「なぁ佳代、実は頼みたいことがあんだけどさ、お前んち、学校から近いじゃんか。徒歩だし」
      「うん。そうだけど…。で、頼みって?」
      「お前んちに俺のチャリ置かせてほしいんだよ」
      「はぁ?自転車?それなら学校に乗り入れ………」
      「それができねえから頼んでんじゃねえか」
      「どういうこと?」
      「実はな…」

      ワシは小声で佳代に事実を伝えた。

      「えっ!?ちょっとなに!?アンタ原チャリで通学するの!?」
      「バ・カ・ヤ・ロ・ウ!!声がデケエんだよ!!」

      ワシの大声に周囲の視線が佳代とワシに集まった。ソリからワシは再び小声で続けた。

      「な?頼むよ。お前には毎月2,000円くれてやっからよ」
      「んー、…………」
      「な?頼む、この通り」
      「じゃあ3,000円で」
      「チッ、ガメツイヤツだな。解った。じゃあそういうことで」
      「ちょっと待ってよ。前金だよ。今すぐだよ」
      「ったく………ホレ!」

      こうしてバイクの保管場所を確保したワシは、満を持して念願のバイク通学を始めることになった。

      自宅から東側2軒隣は空家。バイクを隠し置くにはうってつけだ。学校付近でも佳代の家をバイクの保管場所として確保することが叶うと、まさに神がワシにバイク通学を後押ししてくれているような感覚にもなる。

      バイクのガソリンもメーター半分以上入っている。

      「よし!いよいよだ!」

      ワシは心躍った。

      つづく。

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