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- 2006/7/17 18:23
- 携帯ノンフィクション小説
~学校戦記~第④話
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- ――後半戦――
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先程までの戦闘とは違く、威圧が感じない。"能ある鷹は爪を隠す"とは良く言うが、全くそんな能力が感じられないのは気のせいか……?
(英雄よりも雑魚キャラの方が向いてるな)
俺はそう思いながらパスを貰い、シュートを決める。
しかし、シュートを決めたのに手応えがなかった。
なぜか相手は笑ってる…………?
相手ボールになり、今の点差は"17対5"これだけの点差があるのになぜ笑う余裕があるのか不思議だった。だが、俺はその事を身を持って知る羽目になったのだ。
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ゴールを守る。
相手がゆっくり攻めてくる。先程からヤル気等が感じられない。
コイツ等はプレイを馬鹿にしている!
俺はカッとなって前に出る。
『お前等には負けない!』
英雄の前に出る。
だが、いきなり相手が加速し始め、体当たりをしてきたのだ!
『………ッ!!!』
戦場から追い出され頭から壁にぶつかる...。
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(コイツ等ァァァ、平然とファールをォォォ!!!)
しかし、試合は止まらない。なぜなら……
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"審判が相手の味方"
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怒りで痛みが吹き飛ぶ、コイツ等は英雄なんかじゃない!英雄の仮面を被った道化師だ!
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俺は再び戦場に入る、試合はまだ始まったばかりなのだから……。 .
次回へ続く
- ――後半戦――