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- 2006/7/13 22:45
- 携帯ノンフィクション小説
~学校戦記~第③話
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- 戦闘準備に入り、持ち場に付く。
英雄の二人は笑いながらオレをマークする。
(どうやらオレにボールを持たせたくないらしい...)
オレにボールがくる。
予想通りの行動で英雄の顔が更に弛む。
(コイツ等、単純だ)
オレは敢えてボールを無視する。あっという間にパスからボールを奪う英雄。が、ここまでは良かったのだ。
英雄は二人同時にボールに触り、ボールが弾け、溢れ弾がオレに飛んできた。""計算通り!!!""
オレはすかさず、キャッチし、シュートを決める。
観客全員が静まり、唖然とする。流石に驚いているみたいだ。
この調子でシュートを決め続ける。
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前半終了
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いつの間にか点差は10点差。
("勝てる"!!!)
誰もが英雄がここで負けると思っていた。
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しかし、運命は厳しく、残酷だ。
さっきまで戦っていたチームは2軍だったのだ...。
メンバー交換
再び、観客の歓声が戻る。
英雄(キャプテン)『君達がどれだけ練習したか分からんが、その練習を無駄にしてあげるよ』
そう言われた時、背筋が凍った。
オレ等が今まで積み上げてきたものを、一瞬で消されるのだから…でも、同時にワクワクしてたんだ。
これは、意地でも負けられない。
全て出しきってまで英雄を殺してやるさ…。.
気持ちを引き締め、相手を睨む。
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後半戦スタート!
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- 戦闘準備に入り、持ち場に付く。