マオ~さんとモバ友になろう!
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- 2008/6/19 19:27
- ホントにあった恐い話
⑦
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- >杉さんはまた目をつぶると、ヨネの肩に
を置きました。しばらくしてからでしょうか。ヨネの目から涙が…シクシクと泣いています。
>「戻って…。」ヨネの口から高い、そして消え入るような声で、涙を流しながら…。あきらかにヨネの声では無い、女性の声でした。しばらくすると、それはおさまり、また沈黙しました。杉さん曰く、今のは♀の一人で、みんなで楽しそうに話しているのを見て近寄ったんだが、ここでは無く、元の場所に戻りたいとのコトでした。
>そんな話をしている時でした。また、ヨネが泣き出し、ガタガタと震え始めたのです。全身に鳥肌が立ち、顔は土色、白眼をむいていました。みんなで押さえ付けょうとしましたが、物凄い力で振り払われ、震えはひどくなっていくばかり…
>「もどれ。」またヨネの口が開きました。今度はさっきとうって変わって、低く、暗い、ドスのきいた声で…。ひどくロレツの回らない感じで何度も「もどれ。もどれ…」と。唇を震わせながら。
>杉さんの言っていた♂の霊とはこいつに間違いない。その声を聞くたびに怖くなっていきました。ヨネはどうなってしまうのか、自分もどうなるか分からないと考えると、不安でしょうがありませんでした。
~続~
- >杉さんはまた目をつぶると、ヨネの肩に