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- 2014/12/27 0:40
- 大いなる幻影
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- 大いなる幻影
監督…ジャン・ルノワール
製作…アルベルト・ピンコヴィッチ/フランク・ロルメール
配給…RAC(フランス)/三映社(日本)
公開…1937年6月8日
日本公開…1949年5月21日
制作国…フランス
原題…La Grande Illusion
・キャスト
マレシャル中尉…ジャン・ギャバン
エルザ…ディタ・パルロ
ド・ボアルデュー大尉…ピエール・フレネー
ラウフェンシュタイン大尉…エリッヒ・フォン・シュトロハイム
など
・ストーリー
第一次世界大戦の欧州戦線、ドイツ軍の捕虜となったマレシャルを中心に交流を深めるがラウフェンシュタインがボアルデューを殺してしたことによりマレシャルはローゼンタールと共にドイツ国内を逃げ回る…。
・感想
1937年にジャン・ルノワールが公開した映画『大いなる幻影』を観ました!
このお話は第一次世界大戦時、ドイツ人の捕虜となってしまったフランス軍人のマレシャル中尉を中心とする捕虜仲間、そしてドイツ軍人であるラウフェンシュタイン大尉と交流を描いたお話なんですが…
後半になってくるとタイトルの意味が分かってきますね~!
大いなる幻影=第一次世界大戦を終わらせ、ドイツで出会った女性エルザとの結婚
僕はそう解釈しています(笑)
比較的分かりやすい内容ですが、モノクロ作品なのでルノワールらしい色彩、ポップで甘い感じのストーリーや描写などは皆無ですね…(笑)
この頃は社会的テーマ、男同士の友情をテーマとして挙げているので若々しい作りになってますね!
アメリカやインドに渡った後の作品『フレンチ・カンカン』などは僕好みですが、こちらの作品も終わり方以外はいい映画だなと思いましたね!
ラストの曖昧さがどーしても好みではないです(笑)
序盤、中盤であれだけしっかりとメリハリがついているのに終盤で「あ~、一番ヤなやつだ」と個人的な感想ではありますが、そう思ってしまいます…
まぁ、また何年か経ったら変わるんでしょうけど今は納得出来ないですね…
ちなみに、ジャン・ルノワール監督の父親は印象派の画家オーギュスト・ルノワールです!
この人の絵好きなんだよなぁ~
生で見たことはないけど夢中にさせる何かがあります!笑
…というわけで、今回はジャン・ルノワール監督作『大いなる幻影』をレビューしてみました~!
興味があれば是非チェックしてみてください!
☆お☆わ☆り☆
- 大いなる幻影