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- 2009/6/4 18:46
- 軌道エレベータ
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軌道エレベータとは何か?
それは、宇宙まで続く壮大なエレベータである。
地上にあるエレベータに乗るだけで、宇宙空間へ行くことができる夢の架け橋。
それが軌道エレベータ
…というわけで今日は、軌道エレベータの話。
SFなどに登場する軌道エレベータは、塔のような形状で描かれていることが多いようです。
しかし調べてみたところ、実際に建造するとなると“ロープウェイ型”の方が都合が良いようです。
《ロープウェイ型軌道エレベータ》
宇宙空間まで続くワイヤーを伝って、気密処理された運搬用ゴンドラが上下する。
…といった仕様の軌道エレベータ。
動力はゴンドラに内蔵されていて、ゴンドラ自体が自力でワイヤーを登ってゆきます。
ワイヤーは動かずに固定されていますから、実際のロープウェイとは少しイメージが違うかもしれませんね。
《軌道エレベータ建造について》
ズバリ、今世紀中には実現するはずです
問題点は、ワイヤーに使用するカーボンナノチューブの強度不足と、量産体制の確立だけ。
あとは、既存の技術だけで建造可能なのだそうです。
この問題点も、10~20年ほどあれば解決できるでしょう。
《建造方法》
軌道エレベータに使用する、帯状のカーボンナノチューブは、おおよそ長さ10万km。
長いとお考えですか?
でも、吊り橋を建造するのに使うワイヤーも、これくらいなのだそうですよ。
それをロケットで打ち上げ、地球に向かって繰り出します。
(図の▲はロケット)
←―――▲
地球に届いた先っぽを、大地に固定。
(実際には、海上にベース基地を建造するのが良いそうです)
ロケットそのものは、遠心力でワイヤーがぴんと張るように、宇宙空間へ残します。
(いわゆるカウンターウェイト)
――――――▲
これで一応は、軌道エレベータが利用可能になりました。
でも、まだまだ強度不足
無人機械をワイヤーに這わせ、徐々にワイヤーを太く強くしてゆきます。
(図の・は無人機械)
━━━・―――▲
ワイヤーが丈夫になったら完成です
この日記は、『宇宙旅行はエレベーターで』という本を資料にしています。
経済効果や、防衛問題などについても触れられた良書です。
興味のある方は、ぜひ読んでみて下さい(^-^)ノ
では、お粗末さまでしたm(__)m
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