カチカチ山☆さんとモバ友になろう!
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- 2009/4/19 16:04
- 唄歌いの休日
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- 久しぶりの連休
折角の休みなのに
何の予定も立てなかった自分に
『全く…お前らしいや』
と呟く
昼からのビールが
翌日には朝からになり
オッサンへの階段を早足で駆け上がる自分に戸惑った
静まり返った部屋で
ふと親戚の高校生との会話を思い出した
『友達とカラオケ行って別々に部屋とって一人で歌の練習してるんだぁ』
『それ、楽しいか?一緒に行く意味ないやん』
『練習だからいーんだよいっぱい唄えるし
』
『ふぅん…俺はギャラリーがおらなテンション上がらんから嫌やなぁ』
嫌やなぁ…
嫌やなぁ…
けど
練習なら…
気が付いたらチャリに乗って
家から5分のカラオケ屋目指してた
『…来ちゃった』
これが好きな女子に言われるセリフなら良かったのに…
店内を覗き込む
開店して、まだ30分
混んでるはずがない
戸惑いながらもドアを開ける
『いらっしゃいませ~
何名様ですか?』
ピアスの兄ちゃんが聞く
『…ひとり…』
『は』
『…いぇ、あとから、もう一人来ます(たぶん来ない)』
ピアスの兄ちゃんに見栄を張った
『はい、2名様ですね~
何時間ご利用ですか?』
『2時間で(充分やろ)』
部屋に通され席につく
『ほな、俺から唄うでぇ~』
お前しかおらんやろ
と心の中でツッコミながら
曲を入れた
サビの部分
微妙に音程を外した
『あれ?なんか違う、悪いねっもう一回
』
見えない人達に謝りながら
曲を止め、同じ曲を入れた
喉が渇いた唄歌いはビールを注文
イスの上に立ち熱唱した
一人でいるなんて誰も思わないぐらい歌い続けた
しかし、歌い終わると
凄く静かになる
やっぱ、やめときゃ良かったかなぁ
帰ろっかなぁ…
その時、拍手と歓声が聞こえてきた
隣の部屋から
忘れかけていた感情が甦る
この拍手に応えねば
唄歌いは再びマイクを持った
課題曲は全てクリアし
【あの頃】の懐かしソングもサービスした
全て出し尽くして帰宅した
休みも、あと半日で終わる
ぐうたらオッサン生活ともおさらばだ
そう思うと名残惜しい
折角だから残り半日もオッサンで過ごそう
初めて休みの予定を立ててみた
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