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    • 2018/8/4 4:34
    • 卞氏と歩練師と甘夫人ー2
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    • 前回は卞氏を取り上げましたが、今回は歩練師を取り上げようと思います。


      曹操、劉備とは世代が違う孫権ではありますが、皇帝になっております。




      まず、「練師」というのは、徳行の高い道士のことを言いますので、歩夫人と言った方が正確かもしれません。


      まず第一なのですが、正妻かと言われると正妻として生前から扱われていたけれども、太子の孫登や重臣たちが徐夫人を正妻にするように主張していたため、生前は正妻として認定されていません。


      ここで出てくる、孫登という人物ですが、曹丕や劉禅とは違い、本当に有能な人だったらしく、もしも、太子の孫登か若き大将軍だけど、役割を全うすることが出来た孫慮が生きていれば呉がもしかしたら三国を統一していたかもしれないと言われるほどの人物です。


      まあ、それほどの人に歩練師が嫌われていた訳ではないにせよ、徐夫人を推されては、いくら孫権と言えども歩練師を正妻にとは出来なかったようです。


      ここで、書いておくべきことなのですが、有能な孫登や孫慮の生母が徐夫人ではありません。ここら辺がもめる原因なのかもしれません。




      しかし、死後、歩練師は正妻だったという扱いを完全に受けます。


      では、歩練師とはどういう人物だったのでしょうか?


      一族には、呉の重臣になる者もいたようですが、歩練師の支持とかそういうのとは違うようです。歩隲(ほしつ)とかかなり有名な武将ですが、歩練師の同族です。


      歩練師は、




      嫉妬を知らぬ性格であり、常に他の女性たちを薦めたため、孫権からも長く愛されることとなった。




      という評価を受けているので、慎み深い女性だったのでしょう。
      卞氏と同様に良妻ですね。こういうことを書くと、U氏がかみついてきそうだけど。




      出来るだけ、正史よりで物語である三国志演義を排除して書いたつもりですが、三国志みたいに詳しい人が多いものだと批判を受けることが多くなるかと思います。


      中国ドラマ「三国志 ~趙雲伝~」みたいな思い切ったねつ造をする気は一切ございません。




      最後に、甘夫人にもちょっと触れます。
      貧しい家で育ったものの、玉人のような色白の美貌をもつと評されています。
      この人物が思い切り正史と三国志演義で違いがある箇所なのです。
      正史では劉備とほぼ同時期に亡くなっていますが、三国志演義では、孫尚香の話のために随分と早く亡くなったことにされています。
      だから、甘夫人はあまり書けないのです。

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