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- 2016/3/19 21:13
- 誰もがサンタクロース その10
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- ほたる「だが、私の娘が病院に来ることはなかった。なぜなら、彼女は務所にぶち込まれていたからなんです…」
裕子「ちょっと、なんで私前科持ちにしてるんですか!犯罪者の仲間入りにしないでください!!」
ほたる「『さいきっく不法所持』…。あの子は自室のタンスの中でユッコを栽培していたんです……」
裕子「ここでもー!?何、ユッコって何なんですか!」
ほたる「名取裕子や水野裕子ならギリギリ執行猶予もついたんですけど、よりにもよってあの子は掘裕子を栽培していたんです。そう、堀裕子なら実刑は間逃れないんです」
裕子「何の違い!?」
ほたる「私は激怒しそして失望し、それ以降彼女と家族の縁を切ろうとしました。父親の一大事に、さいきっく中毒で会えないあの子を、家族とは呼べない、そう思ったんです」
ほたる「でもそんな私に、おそらく一番失望して悲しんでいるはずの旦那が言ったんです」
ほたる「『逃げないで』って………」
裕子「!?」
- ほたる「だが、私の娘が病院に来ることはなかった。なぜなら、彼女は務所にぶち込まれていたからなんです…」