妃女さんとモバ友になろう!
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- 2018/6/24 22:32
- あさきゆめみし
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- ペアコーデ日記 について:
- 叶わぬ恋と分かっていた…互いに不自由の身
時雨(シグレ)「無理を申してすまぬな…時喜」
時喜(トキ)「…そう思うのでしたら無理しないで頂きたい。全く、夜更けに警護も付けず姫おひとりで城を抜け出されるとは思いませんでしたよ」
時雨「すまぬ、すまぬ。爺や皆は上手くまけたのじゃが、やはりそなたには適わぬな(笑)
だが、今年の城下祭りが最後じゃ。
終わればもうこの景色を見る事も出来ぬからな…。
なぁ、時喜。覚えてるか?そなたが城に来た晩もこうして抜け出したな。あの頃そなたはまだ幼くこの景色をキラキラとした目で眺めておった。」(ほんに、あの頃からそなたは変わらないな。連れ戻そうと思えばすぐにできように…目的地を分かった上で先回りして来ようとは、ほんとに酔狂な奴じゃ。なぁ…そなたはどんな気持ちで、この景色を見せてくれているのじゃ?)
時喜「……」
(忘れませんよ。城に仕えると決まったあの日、不安で胸が押し潰されそうな私を半ば強引にとはいえ、手を引き見せて下さったこの景色。花火よりも美しく輝く幼い無邪気な笑顔も…。ほんとに貴方は変わりませんな…無鉄砲で危なっかしくて…。ご自分の事でさえ手一杯だというに、どんな時でも他者を優先に労る。誰よりも優しい…愛しい我が姫。)
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