PinGooD_M-Sさんとモバ友になろう!
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- 2022/2/6 0:30
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- 「そうね私が隠したかったのはなんなんだろうね?」
急に後ろから諭す様に言葉を放つのは圭司の母だった。
「動かないでね。銃は万端よ。圭司だけこっちを向きなさい」
足音はしなかった
流石一流という所だろうか、、
「母さんどうしたの?」
「おばあちゃんが残した意志を紡ぐ為には今貴方達をコロすのが一番なの。」
「母さんそんな事しちゃダメだよ。正しく生きなきゃいつか雨で傷が痛むことになるよ」
「息子に諭される日が来るとは思った事無かったわ」
「嫁入りした日はそんな強気じゃなかったぞ」
母さんに銃を向ける
「父さんも、やめてくれよ」
「私の後ろを取れるとは流石貴方ね」
母が続ける
「貴方の想いが強いと言うなら私をコロしなさい」
「そんなの無理だよ」
銃声が建物内に響く、、
マルイチが仁王立ちし、両手で握った銃から煙が出ている、、
「あんたらはまだやる事がある」
マルイチが静かに銃を下ろし下に落とす
琢磨がマルイチの所まで行き錠をつける
「分かっているだろうがアメリカまで来てもらうぞ」
「流石CIA仕事が早いな」
母は即死だろう
只々倒れた
「琢磨どう言う事だ?」
「彼がアメリカのある事件の首謀者である事が分かっているんです。連れて帰ります」
「聞かなきゃいけないことがいっぱいあるんだが、、」
圭司が涙を堪えながら問いかける
「アメリカ大使館が対応します。ではこれにて、、僕はもう見終わりました、、」
「圭司よ。今は博物館での安全確保だ。マルイチが何かしているかもしれん」
父が冷静に話す
「分かりました。何からしましょう」
「まず監視カメラにWi-Fi機能を使って同じ一定の映像を流して、その隙に爆弾を処理するぞ」
「此方は少数。百合音ちゃんも手伝ってくれるな」
「分かりました。映像のハッキングは私がします」
「圭司は侑斗君達が奥の方のフロアにいるから前の方を重点的に探してくれ」
「俺は奥をあたってみる」
「了解です」
- 「そうね私が隠したかったのはなんなんだろうね?」