あっちゃんさんとモバ友になろう!
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- 2013/5/6 18:08
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- 高い木々に囲まれたこのお堂は昼にも関わらず薄暗い。上を見上げるとわずかに日が差しているが枝葉に遮られて光は届かない。石段の最上段まであがると腰を下ろした。耳鳴りがするような静けさの中、タバコを取り出してそそくさと火をつけた。
たばこをふかすと一点を見つめて過去を振り返る。人は能動的か受動的な人間に大まかには別れるであろうが、自分はまさに人生の岐路において恥ずかしいほど受動的な感性をもって決めてきた。いや能動的に動いたことなど一度もないのかもしれない。親の意向で高校に進学し大学もまた同じだった。就職ですら当時の彼女に負けたくないだけで大手の会社に固執した。
自己顕示欲の固まりともいえる私には物事の選択に常に他の人の影があった。。。。続
- 高い木々に囲まれたこのお堂は昼にも関わらず薄暗い。上を見上げるとわずかに日が差しているが枝葉に遮られて光は届かない。石段の最上段まであがると腰を下ろした。耳鳴りがするような静けさの中、タバコを取り出してそそくさと火をつけた。