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    • 2016/6/24 17:28
    • ルネ・クレマン 「禁じられた遊び」
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  • "アバター"
    • 1950年ぐらいの映画。戦争から両親を失った少女と、田舎に住む少年の話。

      この映画について面白い考察が鑑賞メーターにありました。それは主題が反戦か否かというものです。一人はもろ反戦のニュアンスを感じたらしいのですが、もう一人は背景に戦争を匂わせていると語っていました。僕も後者派です。この映画で戦争はきっかけに過ぎません。そして地下水のように映画の底を流れ、死を感じさせるだけで表の顔ではない。ディアハンターも似た感じですが、ディアハンター程戦争を表に出さず、主役を子供にすることでよりうまく戦争の匂いを消している。そしてエンディングで一気に戦争を表に出す。ただそこに反戦の気配は無いんです。反戦というより戦争の結果が漠然と残る。そんな不思議な映画でした。

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