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- 2012/12/22 11:40
- BLOOD 個人的レビュー
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- BLOOD (one unit whole blood)
ジャンル・ゴシックホラーFPS
機種・PC GOGcom
FEAR制作スタッフのDOSゲーム
<物語>
ある日、信仰していた神によって村の人々は生贄にされる。
生贄にされた人々の中には主人公の姿もあった。
世界は刻々と変化し続ける。
男は闇に目覚めた。
「私は・・・蘇ったのだ」
・独特のゴシックホラーワールドと3D音源
独自のゴシック世界観、立体的3D音質。
ディアブロのような世界観だが、立体音源のじわじわくる恐怖と不安感は素晴らしいものである。
・個性あふれるウェポンの数々
ウェポンは基本的にダブルバレルショットガンとトミーガンとダイナマイトを主流として使うことになるが、それら以外に、リモートボム、人形に釘を打ち付ける、悪魔の杖など気味の悪いものもある。
・爆破で広がる探索要素たっぷりのマップ構成
ダイナマイトやナパームガンなどを利用することで、壊すことができる壁を壊し開拓することができる。これで隠しステージなどへと続くものもある。
・撃ちまくりではない臨場感
ただひたすら回避をして撃ちまくる、といった当時の戦闘スタイルとは少し違った戦闘スタイルを楽しむことができる。
高低差を生かしたホフクでのカバー、先に撃ち込んだもの勝ちといったオールドスタイル感はあるものの、緊迫感が尋常ではない。
<悪いところ>
・敵の出現方法がいやらしい。
突然壁を壊し現れたり、背後に音もなく現れる。ゾンビ、ねずみやデッドハンドなどの小さな敵の出現方法がいやらしい。
ネチネチダメージをくらってしまうのはストレスが貯まる。
・難易度が高い。
難易度イージーでも狂信者の攻撃の命中率が半端ない。
見つけた瞬間に撃たれることがよくある。
・ゴシック世界に疲れる。
ゴシック世界と強烈なBGMは、疲れている時はきつい。
難易度のこともあり、長時間はできないだろう。
結論、古い作品なのに感動した。
というのもBGMがすごい。
現代ではZ指定がつきそうな世界観だが、いい作品だ。
マゾいスプラッター演出は80年代のホラー映画のようなもので、有名な「スプラッターハウス」のようでもある。
現代でプレイされる方には「今時にこの奇作で驚かれれば素晴らしいことだよ」と言いたい。
- BLOOD (one unit whole blood)