マ魔女さんとモバ友になろう！
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- 2012/7/6 11:09
- 幸せの みつけかた Part.2
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衝撃が走った…
それと共に身重の身体をおして駆け付けた
病院につくとベッドに横たわり
声にならない声を発してる彼女の姿があった
彼女は【もやもや病】になり手術をした後だったのだ
涙が止まらず、何もしてあげられなかった自分を嘆いた
それから3ヶ月後
私の出産祝いの為に病院に訪れた彼女は
言葉の理解力が著しく低下しており
【魔女の病室はエレベーターを降りたら左に曲がって突き当たりを右に行った正面の角の個室だよ】と言った意味が理解できず
【病院に着いた】というメールが届いてから１時間経っても部屋に来ることがなく
心配になった魔女は、看護士に頼んで探してもらった
すると、病棟を何周もしている人がいるという情報が入ってきた
やはり彼女だったのだ
病棟には到着したものの始めの【左に曲がる】という言葉だけが頭に残り、曲がったのに曲がった記憶が残っていないので永遠に【左に曲がる】を繰り返していたのだ
魔女の入院していた病院は８の字に病室が広がっているのでﾙｰﾌﾟしていたようだ
こうした行動も 魔女と共に神輿を担ぎ明るく ちゃきちゃきした彼女からは想像もつかずSHOCKを覚えた
それから病状も少しづつだが回復し親元を離れ一人暮らしを始める手伝いをしてくれた今の…ご主人と出会った
彼は彼女の病気を知った上で籍を入れてくれたのだが、それが悲劇の始まりだった
地元、神戸を離れ彼女と知り合って僅か１ヶ月で入籍
彼は両親に報告もせず まるで犬や猫を飼うかの様に暮らし始め
彼女との入籍を彼の両親が知ったのは半年後 しかも偶然東京に遊びにきた両親が一人息子の暮らしぶりを見に来た時に部屋にいた彼女と対面 最悪な出会いだった
さらに 彼が入籍を済ませた事 彼女が妊娠した事 そして彼女の病気の事
全てを話し終える頃には 彼のご両親から笑みが消え
【離婚しないなら勘当する】と絶縁状をたたき付けられた
不幸は更に続き
彼からは【母さんが そう言うし考えよう】と言われ
ショックで流産
暫く話し合いがあったが旦那が浮気…
【お前が悪いんだ…】
魔女が近くにいたら張り倒していたと思う
それでも彼女は彼の事が好きだという…
