桝本御厨さんとモバ友になろう！
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- 2012/7/1 23:34
- ｅｒｇ感想記！←
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ふざけた事書いてるが、実際ｅｒｇの感想である。興味が無いなら回れ右よろしく
さて、今回クリアしたのは５月に発売されたPULL-TOPの「この大空に、翼をひろげて」略称「ころげて」。略称はむしろ地面を這ってる気がしないでも無い←
さて、細かい諸々は各々に検索して貰うとする←
一言で感想を言うなら、大当たり。
まだ萌えゲーアワードまで発表作は増えていくだろうが、恐らく今年はこれと「グリザイアの迷宮」が一騎討ちになると予想。シナリオ、主題歌、キャラクター、ＢＧＭ、ＳＤ、その他諸々を含めて俺の中では最高傑作。非の打ち所はゼロに等しい
この作品を一言で表すなら青春。某鍵の人生みたいだが、実際、ここまで熱い青春ストーリーがシナリオに組み込まれたｅｒｇって、早々無いんじゃないだろうか
ソアリング部(グライダー部)っていうやや特殊な設定ではあるけど、逐一説明が挟まれたし戸惑いは無く、夢に向かう真っ直ぐな学生が熱く熱く書かれていた作品だと思う
シナリオの伏線回収も問題無し。どのキャラクターにも人間味がちゃんと見えた
まあ、文句を言うなら、恐らく特定のライターが書いたであろうルートに入ると、主人公が変態化して、あまつヒロインの１人が変態って事ぐらいか。主人公が躊躇い無くヒロインの尿を飲んだり、ヒロインが屋外に興奮したりとか、純愛なのに何かアブノーマルだったしなぁ……
あと、青春要素もシナリオによって偏りはある。まあ、どのルートにも思春期な感じとか良く出ていたけど
個人的にお気に入りは、間違いなく羽々音小鳥ルート。あのルートのラストの方は主人公がカッコ良すぎた
全部終わっての感想は「こんな青春を送れたら最高だろうなぁ」ってところ。やっぱりｅｒｇがギャルゲーはヒロインとの絡みの比重が大きくなるから、必然的にどこかしら土台が揺らいで見える。結果、ヒロインについての感想ばっかで、シナリオはどこか二の次。ただ、この作品は、青春は青春でも部活動の青春かなぁ、と個人的には思う。無論、恋愛も含めて良い青春だとは思うが、単純にあんな青春を、部活動を過ごしたいと思わせてくれる作品だな
今年の萌えゲーアワードは全部これに投票する。これを越える可能性のある作品が俺の購入するのであるとすれば、来月の「時計仕掛けのレイライン」ぐらいだろう
