れいたろうさんとモバ友になろう!
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- 2019/9/2 22:29
- 市場の思い出
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- 運営さんはログレスに様々な遊びの仕掛けを用意していた。
キャラ同士が1対1で物々交換ができる「トレード」と、不特定多数が出品できる「市場」。
私は毎日市場を欠かさず覗いていた。
忙しくてフィールドに出ない日も、市場は見る。
なにか掘り出し物はないかな?
見ているだけで楽しい。
市場で買った物の中で印象に残っているものは、残念ながらあまりない。
私は散財家なのだ;;
一方で、強く印象に残っている「買ってもらったもの」がある。
駆け出しの頃。
同じクランに、私と同じ頃から始めた仲良しのSさんがいて。
仲良くしてくれることが嬉しくて、何かの機会に喜ばせたいと思っていた。
ある日、クランの先輩から、Sさんが「オーバークリティカル」の付いた装飾品を欲しがっていると聞き、さっそく市場で探した。
見つけたら先に買ってしまおう。
いひひ、プレゼントしたら驚くかなw
幼稚な発想。
オーバークリティカルがついたレオパルドリングを見つけた。
2万ポロくらいだったか。
これなら買える!とすぐに買い、Sさんのログインを待ってプレゼントした。
喜んでくれた♪
ちょっと粋なことをした気分になって、一人ほくそ笑んでいた。
しばらくしたある日、Sさんが私を呼んだ。
なんだろう?と思ったら、URクリムゾンクリーバーをくれたのだった。
驚いた。
当時の市場で40万ポロ以上していたレア度の高い武器。
Sさんも私も、無課金で遊んでいたから、ポロをためるのは大変だったのに。
その時、「賢者の贈り物」という物語を話してくれた。
とても美しい物語だった。
私もそんな物語に学びたいと思い、ポロをコツコツ貯めた。
そして同等の武器を買ってお返ししたと思うけど、それで安堵したせいか、何をお返ししたか忘れてしまった。
まったく、なんということだろう。
それからまた何ヶ月かして、私はそのクランを抜けた。
お世話になってばかりの自分が嫌で、独り立ちしようとした。
そして、初めてアニマ用に課金を始めた。
しばらくして、Sさんはログレスに来なくなった。
それからそれから。
市場の相場は大きく変動して、近年は上限価格の品物も当たり前のように並ぶようになった。
私の武器も変遷した。
その間、沢山のものを市場で買ったけど。
英雄さんに下ろしたURクリムゾンクリーバーを見る度に、後悔とか温もりとか寂しさ懐かしさとか、いっぱい混ざった感情が蘇った。
- 運営さんはログレスに様々な遊びの仕掛けを用意していた。