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- 2023/11/30 12:55
- 無名の新人〈上〉
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- 無名の新人 ビリー・ジョエル、初来日コンサートは中野サンプラザの昼公演だった!
CBSソニーの担当者が当時の様子を書いている記事を見つけてとても興味深かったので日記にUPしましたビリー・ジョエルファンの方ぜひご覧下さい
ビリー・ジョエルの初来日公演は1978年4月23日東京中野サンプラザ、24日大阪厚生年金会館の2会場だけでした。彼の大出世アルバム『ストレンジャー』はアメリカでは1977年9月末に発売されており、10月からスタートしていた『ストレンジャー・ツアー』の最後を締めくくるカタチで翌1978年4月に日本公演が行われました。
アルバム『ストレンジャー』の日本での発売は1978年1月21日です。日本独自の第1弾シングル「ストレンジャー」は前年に先行してリリースされていましたが、アルバムは本国よりも4か月近くも遅れての発売でした。つまり、それまでのビリーにはアルバムセールスの実績が全くなかったということで、急いで発売することもなかったということが分かります。
ただ、今回の作品に関しては「ストレンジャー」のインパクトある口笛や、「素顔のままで(Just the Way You Are)」のフェンダー・ローズが奏でる素晴らしいイントロに部員一同テンションあがり、発売前からチャンスが来ればいつでも宣伝攻撃態勢に転じる準備だけはしていました。
ビリーたちは3月にアジア・パシフィックツアーとしてオーストラリア・ニュージーランド公演を決めており、その帰りの4月になんとしても日本にも立ち寄り、少しでもビジネスの足しにしたかったようです。この打診がウドー音楽事務所に入ったのは年明けすぐ。アルバム発売前です。もちろん彼らはCBSソニーの担当者とも相談していますが、いくら今度は売れそうだ、とは言っても、この時点では実績はまだありません。相談のうえ時期尚早として断っています。
1枚のアルバムに2~3千円出してくれるユーザーが、どのエリアにどのくらいいるのかは、レコード会社だけでなく興行会社にとっても大事なデータでしたし、いくらヒット曲があったとしても、アーティストの人気がどのレベルなのかの見極めは、興行の最大の鍵だったはずです。この段階ではビリーの興行はあまりにもリスキーです。これは当然の判断でした。しかし、断られてもビリー側も粘ります。
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