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- 2013/3/4 22:26
- たしかなこと by 小田和正
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- たしかなこと
詞・曲:小田和正
雨上がりの空を見ていた 通り過ぎてゆく人の中で
哀しみは絶えないから 小さな幸せに 気づかないんだろ
時を越えて君を愛せるか ほんとうに君を守れるか
空を見て考えてた 君のために 今何ができるか
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
自分のこと大切にして 誰かのこと そっと想うみたいに
切ないとき ひとりでいないで 遠く 遠く離れていかないで
疑うより信じていたい たとえ心の傷は消えなくても
なくしたもの探しにいこう いつか いつの日か見つかるはず
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
君にまだ 言葉にして 伝えてないことがあるんだ
それは ずっと出会った日から 君を愛しているということ
君は空を見ているか 風の音を聞いてるか
もう二度とこゝへは戻れない
でもそれを哀しいと 決して思わないで
いちばん大切なことは 特別なことではなく
ありふれた日々の中で 君を
今の気持ちのまゝで 見つめていること
忘れないで どんな時も きっとそばにいるから
そのために僕らは この場所で
同じ風に吹かれて 同じ時を生きてるんだ
どんな時も きっとそばにいるから。
某生命会社のCMソングとして「言葉にできない」の後釜的な曲ですから
ご存知の方もいらっしゃることでしょう。
実は音源としての発売はかなり遅く、2005年の5月なんですね。
歌詞は小田さんらしく、かなり曖昧な表現が多いですね。
この技法だと、より多くの人の共感を得られると思います。
自分が経験してきたことや、想像してきたことを
この言葉の中に当てはめていくことが、言葉の曖昧さゆえに可能なわけです。
さて、そんな曖昧な言葉の中にも小田さんの心情が読み取れるところがあります。
「君は空を見ているか 風の音を聞いてるか」
「もう二度とこゝへは戻れない」
「でもそれを哀しいと 決して思わないで」
雑多な生活に埋もれることなく、通り過ぎる風を感じながら、
いま一瞬のこのときを、一所懸命に輝いていたいものです。
- たしかなこと