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- 2016/3/8 22:08
- ウェールズの山
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- 主演ヒュー・グラント
1995年イギリス
丘に登っていったのに山を降りてきたイングランド人のお話らしい。
実話なのかと思って見ていたが、じいさんが子供に聞かせるおとぎ話みたいなものだとか。
しかし、モデルとなった山も現存している。
舞台はイングランドからウェールズへの入り口のとある村。
第一次大戦中、軍を退役したイングランド人2人がウェールズの正確な地図を作成しにやってくる。
村人たちは自分たちのウェールズに入って最初の山を誇りに思っており、その山の高さに興味津々。高さを巡って賭けまで始まる。
ところが測量の結果、305m(千フィート)未満の299mだったため、山と認められず地図には丘と記載されると告げられる。
村人たちは、若者が戦争に行っている間に俺たちの山がイングランド人に奪われた。と憤る。
運良く生きて帰れた者に何と言えばいいのか。
先祖代々ウェールズを守ってきた入り口にある俺たちの誇りの山なのに!と。
ここから村人たちは話し合い、305mないなら山に土を盛って305mにしちまえばいい。そして、翌朝立つという彼らを足止めしてもう一度測らせればいい。という話になる。
お話としては、なんとも和やに進んでいく感じ。
終始良い人なアンソン(ヒュー)に対して、言い出しっぺなのに土盛り作業に加わらないばかりか、お前のせいで失敗したって言われたいのか?と他人は焚き付ける。自分はお菓子や果物、お酒なんかを販売して小金を稼ごうとするモーガンのクズっぷりが良い味。
雨の夜に締め出されて一晩過ごす天罰も下るけど。
丘に登っていったのに山を降りてきたイングランド人のお話。
最後にどうなるかは分かっている。でも楽しめる。
正直、主演ヒュー・グラント、ウェールズの山。
つまんなさそうだな、とスルーしそうだった自分がいた。
でも、見て良かった。と思えるホッコリ映画でした。
- 主演ヒュー・グラント