ペプローさんの日記

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- 2016/1/6 20:43
- 映画:青鬼
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- クソでした。
  
  ストーリーを見せたいのか、不条理ホラーで怖がらせたいのか、脱出ゲームをやりたいのか、どれも中途半端。
  
  場面の見せ方も見辛いだけで緊迫感は皆無。
  
  青鬼のビジュアルもこれでいいの？て感じ。
  アンバランスさで逆に怖いって思わせたいんだろうけど、ギャグにしか見えない。
  むしろ、もっとゆるキャラっぽい方が効果的じゃないだろうか。
  
  別に嫌いでもないが、主役の入山さんもこんなに棒だったっけ？と思わせる感情の希薄さ。
  
  終盤の、暴君卓郎君が青鬼にやられる場面も何のカタルシスもない。
  もっと追い詰められて、痛い痛い怖い怖い、タスケテ…でないと。
  
  そしてラストの、そんなに僕のゲーム怖かった？
  で意味不明。
  マジでこの映画で何がやりたかったのか解らない。
  
  エンドロールに内容に全くあってないダサい曲が流れてきた時にひっくり返りそうになった。
  
  しかし、元になったのがＲＰＧツクールで作られた脱出ゲームだったとは。
  なんでも映画にしていいもんじゃないですな。
  青鬼のビジュアル、不気味さはオリジナルが優れており、作る価値に疑問を持つ映画だと言わざるを得ない。