☆BUNTA☆さんとモバ友になろう！
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- 2009/11/18 8:06
- フユノニオイ～別れ～
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- 初雪が降る
この街で
あなたと
一緒にすごし
銀世界を
見たかった
嬉しそうな
あなたの横顔は
今もこの世界に
残っているよ
ゆらりゆらりと
降り積もる雪は
思い出をすべて
語ってくれていた
ひと粒の雪が
あなたの心と共に
溶けてだしていた
あとになって
気付いたんじゃない
あの頃から
知っていたから
ひと粒が涙に
変わっていたんだ
『また今年も
もう時期だね
初雪が降る頃だね』
とあなたの冷えた
首にそっと
プレゼントした
マフラーを
冬になると
同じ色の
あなたの面影だけ
探して嬉しくなる
ゆらりゆらりと
降り積もれば
溶けていった
思い出をすべて
忘れさせてくれてた
ひと粒の雪が
あなたの心と共に
溶けてだしていた
あとになって
気付いたんじゃない
あの頃から
知っていたから
ひと粒が涙に
変わっていたんだ
今から降り積もる
夜には
あなたがいない
どうして
冬になるの？
季節なんて
辛いんだ
泣いてるわけ
じゃないよ
ただこんな夜は
あなたといたかった
もう一度
隣であなたの声を
聞きながら
白い雪が見たかった
ゆらりゆらりと…
ゆらりゆらりと…
ほらっ僕が一歩
踏んだら
少し春の匂いがした
- 初雪が降る
