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- 2018/5/16 7:43
- ゆく春つれづれ
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- 遅まきでゆく春つれづれに京の桜だよりなど・・・
北野天満宮のほど近く、桜処として名高い『平野神社』
今春の京は、早咲き遅咲き一気に開花する前代未聞の
お花見事情となり、桜の季節を告げる「魁桜」をはじめとし
様々な品種の桜が咲き乱れ、まさに桜の園(↓)
そして、緋毛氈の見台が並べられたお花見エリアは宴も酣
江戸時代から庶民に解放された『平野の夜桜』は
当時も多くの花見客で賑わったといいます
おや? あちらに寺田屋の面々も――
(以下幻覚といふ名の妄想w)
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「よっしゃ、ほいたらここでワシが余興をひとつ
――っと。ひっく!」
「あ~あ~酒が着物に零れてるっスよ。
もう、龍馬さん、大丈夫っスか?」
「なんちゃあない、なんちゃあない!
ほうっちょいたらじきに乾くぜよ。酒も滴るいい男ってな!
わーはっはー」
「え~なんスかそれ。まったくしょうがないっスね……」
「でも、濡れたままだと風邪ひいちゃいますよ?」
「お~お~娘さんはまっこと優しいのぉ」
「その心配は無用だな」
「え?」
「『馬鹿の風邪知らず』と言うだろう」
「以蔵! おんしゃあ、しれっと失礼なこと言うたな!」
「毎度性懲りもない奴を『馬鹿』と言わずに何と言うんだ?
少しは先生を見習っ――」
「黙れ、以蔵。酒が不味くなる」
「っ! も、申し訳ありません……」
「『先生』に叱られてしもうたの? にしし」
「うっ、五月蠅い!」
「はい! 二人ともそこまでっス。
あんまり大声で騒ぐと迷惑ですか――」
「ハッ、ハクショ――イ!!」
「ほら、やっぱり冷えちゃいますから、これで拭きましょう?」
「す、すまんの。やはしワシは『馬鹿』やないき
風邪をひいてしもうたんかもしれんのぅ……
おおう、何やら寒気もするような……こういう時は
娘さんの膝枕でちくと休ませてもろうたら、じきに
ようなるんじゃがのぉ」
「……ふっ、そうだな。娘さんの膝枕はとても柔らかくて、
温かくて、よい香りがして、これぞ極楽かとまごうばかの
心地よさだからな……ね?」
「た、武市さんっ/////」
「なぬっ!?! お、おんしゃあ、いつの間に抜け駆け
しゆうがか!? この助平太がっ!!」
「そうっス! 抜け駆けはだめっス!!」
「せ、先生っ!!」
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- 遅まきでゆく春つれづれに京の桜だよりなど・・・