ちぃー(･A･)さんの日記

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- 2009/4/27 15:06
- 岸本珀
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- 2009年4月25日18:51 他界
  
  最後の最後には安らかに静かに逝ったね。
  麻里奈の手の中で逝かせてやれなかったのが悔しいよ。
  立派に育ててやれなかったのも、結局何もしてあげられなかったのも悔しいよ。
  
  『珀～、ごめんね。麻里奈が殺しちゃったね。何もしてあげられなかったね。本当にごめんね。苦しかったね。よく頑張ってたね、お疲れ様。ゆっくり休め。でも、もっといっぱい遊びたかったな。もっと一緒に居たかった。最後くらい、珀の可愛い鳴き声聞きたかった。珀、どこにいるの？何でこんなに早く逝っちゃったの？まだバイバイしたくないよ。麻里奈が嫌になった？ごめんってば(笑)戻ってきてよ…いやだよ…珀』
  珀の体が固くなっても、口の色がなくなって冷たくなっても、珀は寝てるだけなんだ。と思い込み、ずっと話しかけてた。
  なかなか起きてくれない。鳴いてくれない。そりゃあね。もう一生無理なんだよね。と思うたびに涙が溢れて止まる事がなかった。
  本当は生きてる内にしたかったんだけど、珀と添い寝するのが夢だった。
  もう珀は戻ってこないけど、一緒に眠りたくて、琢磨が帰ってくるまで珀と添い寝してた。
  
  琢磨が帰って来て、初めて琢磨の涙をみた。
  『最後は安らかに逝ったよ』と話してるうちに、また涙が止まらなくなって。
  琢磨もずっと珀に話しかけて、珀との最後の夜は、3人並んで眠った。
  
  2009年4月26日
  実家の庭の大きな木の下に、珀を埋めた。
  琢磨と麻里奈のお揃いのﾈｯｸﾚｽを珀の首に付けて、お気に入りのﾀｵﾙで珀を包んで。
  せめて珀を埋めるまでは泣かないって決めてた。
  穴を堀終えて、最後のバイバイをした。
  必死に涙をこらえて、土をかぶせていき、完全に埋め終わった。
  もう生の珀は見れない。声も聞けない。でもバイバイじゃない。また会える。麻里奈達の子供に生まれ変わるって約束したもんね。珀が居ない家の中は寂しいけど、また会えるって信じて頑張るよ。もう泣かないよ。
  珀、本当にありがとう。ずっとずっと大好きだよ。