超猫野郎Ⅱさんとモバ友になろう!
日記・サークル・友達・楽しみいっぱい!
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- 2012/11/6 14:57
- 人の後悔
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- 俺は、いろんな人間を相手にする仕事をしている。
心の中にダイレクトに入る話、また、すぐに心に届かない話
色々ある。
その中でも、何とも言えないやりきれない内容の話もある。
俺はそう言った話は聞くことしかできない。
皆さんなら、どう話を返しますか?
「私の高校時代の話、母は昔からお弁当が作るのが苦手だ。
彩も汚く、見た感じとても汚い。味は普通だが
私はその時、思春期だったので、その弁当を友達の前で出すことはなかった。
いつも食堂のごみ箱に捨てていた。
ある日、母は「今日は〇〇の好きなエビ入れてたから」
と言って家を笑顔で送り出された。
学校について、弁当を覗くと、エビは入っているが
いつもの通り汚い彩り。ため息をしながら、いつものように
ゴミ箱に捨てた。
この時、私は毎日嫌なことがあり、
気分も悪く、毎日イライラしていた。
友達とも、彼氏とも、うまくいかない日々だった。
家に帰ると、母は
「どうだった?」「おいしかった?」
など聞いてくる。
特にその日は機嫌が悪く、日ごろからの弁当の彩りにも
不満があった私は、母に強く
「うるさいな!!あんな汚い、恥ずかしい弁当食べれない!ゴミ箱に捨てたよ!!もう二度と作らないで!!」
と加減もせずに言葉を母に打ち付けた。
母は悲しそうに
「そうか・・ごめんよ・・あんたの思いに気づいてやらなくて・・・」
その日から母は、弁当を作らなくなった。
その半年後、母は死んだ。
母の身の回りの掃除をしていた時に、日記が出てきた。
内容は全部私の事だった。
私と話した、どうでもいい会話、
私が笑った事の内容など。
そして
「病気の症状で体が動かせない」
「弁当は綺麗に作れないけど、味で勝負!」
そんな内容が日記に書いてあった。
私は病気で体がつらいとか、動かないとか知らなかった。
長期で病気と闘ってるなんてしらなかった。
容体の変化は死ぬ前の一週間だと思っていた。
あの時、弁当をたベればよかった・・。
今も後悔でいっぱいです。」
という話です。
今もその娘さん、後悔しているんよね。
俺が、いろいろ言ったけど、俺の言葉は彼女に入らない。
こう行った時、仕事の短い時間で、相手の心に入り込むような言葉を言える自分になりたい・・・。
※伝えたい内容はこれそのものですが、特定の人間だとわからないように、話の内容は全て変えました。※
- 俺は、いろんな人間を相手にする仕事をしている。