まさお▽さんの日記

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- 2009/5/11 8:20
- ショートショート隕石の涙
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- 体調
  
  やはりカツ煮がきいたか
  
  さてｼｮｰﾄｼｮｰﾄ。
  
  書いたとこまで…
  
  オチが見えない見切り発車。
  
  いってみよ～
  
  ……………………………
  
  『今日の隕石確率は…』
  
  テレビの天気予報が言ってる。
  
  隕石が天気になるかどうかは別として、
  
  今日は隕石は落ちない予報だ。
  
  多分…。
  
  隕石を落としてる？私が言うから間違いない。
  
  私はどんな悲しいことがあっても泣かない。
  
  …泣けないの。
  
  泣かないかわりに…。
  
  気がついたのは、小学生の時だった。
  
  飼っていた猫が死んだ日に、
  隕石が落ちた。
  
  とっても小さな隕石。
  
  それを始まりに…
  
  私が悲しむことがあると隕石が落ちるようになった。
  
  小さな悲しみは小さな隕石。
  
  大きな悲しみは大きな隕石。
  
  おばあちゃんが亡くなった時には…
  
  シベリアにちょっと大きなクレーターができた。
  
  それから私は、
  
  大きな悲しみを感じないように過ごした。
  
  人とできるだけ接触しないように…。
  
  まるで影のように生きてた。
  
  それでも、小さな隕石は落ち続けた。
  
  一人には慣れない寂しい私。
  
  寂しさに押しつぶされそうだった毎日に、
  
  出会ってしまったの。
  
  彼に。