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- 2020/3/8 0:59
- その少年プラナニアもどき
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- 皆さんはプラナニアという生物をご存知だろうか?
小学生の一研究でよく飼育されている体長一センチにも満たない水中動物。爪先以下の大きさで、水槽で飼うのが一般的。
見た目はナメクジに近く、まず女児はこんなものを飼育したりはしない。これが珍しい生物なのかと言われるとそんなこともない。都会では珍しいがキレイな川の石の裏をめくれば大抵数匹は存在する、田舎では名前こそメジャーではないが極めてポピュラーな生物。それがプラナニアだ。
この生物を真面目に研究している学者がいると知った時は少々頭がアッチの世界の人(変態的に)かと思ったが、生物学的に見てまだ不明な点が多く、これが将来の人類史もとい生物史において何か役に立つとこの生物の特徴をとらえるとそれは決して大げさというわけではないだろう。
前置きが長くなった。プラナリアの端的な特徴をここに書き記す。
まずプラナリアはどんなに切断されても死なない。例えば頭部、腹部、尻尾と3分割にナイフで分解しよう。頭部はそのうち腹部や尻尾が生えてくる。言わばとかげみたいなもんだ。これは理解できなくもない。問題は腹部と尻尾である。
腹部は先に眼を含めた頭部を再生し、尻尾を生やして一匹の個体となる。尻尾は胴体部分を再生し、頭部まで再生する。
つまり3分割に切り刻んだプラナリアは3匹のプラナリアになるってことだ。
こうしてプラナリアは生殖することなく増殖する。切断時にダメージがあるかはよくわかないが、小学生の一研究に使われる程度に手に入れやすい生き物だ。これが再生医学に応用されないのはあまりにもったいない。
ちなみに弱点がないかといえば水性生物ならではの致命的な弱点がある。
──高温だと溶ける(笑)
まあ、数が数だし地球上からいなくなることはありえまいが、不死身&熱に弱いって特徴は──現代でいうところのヴァンパイアに近くはないだろうか?
そのプラナリアに犯されてしまった人間。もとい憑依されてしまった少年の話。少し話してみようか?
- 皆さんはプラナニアという生物をご存知だろうか?