新(㈱)さんの日記

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- 2010/5/20 23:00
- 暇人の俺が鏡の矛盾の話を理系っぽく解説②
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- 結論から言うと｢上下､左右､前後のどれか１つだけが逆｣ってことで､ようは考え方次第で矛盾ではない
  
  まず実験で証明　鏡なくてもできる
  左手と右手はちょうど鏡の｢左右が逆なのに上下はそのまま｣状態だからそれを利用します
  それで両手でチェケラってして(フレミングのやつ)今何をしてるかっていうと座標系を決めてます
  適当に中指をＸ軸
  人差し指をＹ軸
  親指をＺ軸
  ってしてここから実験
  今たぶん両手とも
  (人差し指が前向き)
  (親指が上向き)
  で
  (中指の向きが逆)
  だと思います
  
  今度は中指の向きを合わせてみる
  両手とも
  (中指が後ろ向き(こっち向き))
  (親指が上向き)
  で
  (人差し指が逆)
  
  つまり結論の｢上下､左右､前後のどれか１つだけが逆｣ってことになるんですが｢は？だから｣ってなるでしょ
  なにが言いたいかって言うと鏡の｢左右が逆なのになんで上下はそのままなのか？｣ってのは、鏡に映った自分を(上方向はそのまま)で(前を向かせた)状態で隣にならべた結果(左右が逆)ってだけ
  もし鏡に映った自分が逆立ちしてこっちにきたら逆なのは上下方向だけです
  そして最後に、鏡に映った自分は顔が見えますよね。つまり前後が逆、右手を上げればむこうも(右方向の手)をあげます
  
  ではここで!!!
  ｢でも､なんで１方向だけ逆？｣って思うかもしれません
  これは鏡の性質です
  
  ここでまた実験(想像して)
  用意するのは
  鏡
  レーザーポイント
  
  まずレーザーポイントを持って鏡の前に立つ
  次に鏡に向かってレーザーポイントを照射
  眩しいですよね。やっちゃダメ
  これは鏡にぶつかった光が反射して自分に跳ね返ってきた結果で｢光の進む方向が逆向きになった｣
  
  次にそのまま手を上げて真上に向けてレーザーポイントを照射
  意味ないですよね･･･鏡関係ない･･
  これは光がそのままむこうに進んでいった結果です
  つまり｢光の進む方向はそのまま｣
  次は右に向かって
  これは上方向と同じで｢光の進む方向はそのまま｣
  
  今なにをしていたかと言うと光の成分を座標系(Ｘ､Ｙ､Ｚ)で分解しました
  今回､光の向きが逆になったのは鏡に垂直方向にぶつかった向きだけ。これをＸ軸とすると､ほかのＹＺ軸は鏡と平行なのでなにも変化はしません
  
  つまり、座標軸で逆になるのはＸ軸の１つだけ
  
  その１つだけ逆の座標系と正常な座標を何軸と何軸で合わせるかによって見方が３つでてくる(最初の実験)
  だから
  ｢上下､左右､前後のどれか１つだけが逆｣ってこと