くろぉーばぁさんとモバ友になろう!
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- 2011/5/17 4:52
- きっとさよなら ⑫
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- さてこれからどうしよう。
あ、先輩に電話しなきゃ。
Nさん『ちょっといきなり電話切れるから心配したやん~!』
あたし『すみません。もう落ち着きましたんで~』
Nさん『どうなったん?』
あたし『家出てきましたよ』
Nさん『どーするん!?』
あたし『今日も仕事なんで、とりあえず朝になるの待って大阪まで出ます』
Nさん『朝までどーするん?』
あたし『まぁ何とでも。てかNさん、何してたんですか?』
Nさん『うちは彼氏と一緒やけど』
あたし『うわ、お邪魔してすみません。彼氏さんにも謝っといてください』
Nさん『彼氏も心配しとるし全然かまんよ。あ、彼氏が迎え行こうかって』
あたし『いやいや、そこまで迷惑かけられませんよ。お気持ちだけ頂いときます』
Nさん『でもさ~』
あたし『タクシーでも拾うんで大丈夫ですよ』
Nさんに『んじゃ、今日の昼、仕事の前にちょっと会おう?また連絡してきて』
あたし『わかりました。ありがとうございます』
あたしなんてただの職場の後輩なのに、ここまで言ってくれるなんて。
昔、あたしの腕の傷がバレたときも心配してくれたな。
腕見せてとかなんでするのとかすごい直球でびっくりした。
その頃は今ほど仲良くなくて、仕事だけの関係だったのに。
避けるか哀れむのが当たり前の反応だけど「くろは後輩やねんから言っておいで」って。
仕事はサボるし、人使いも荒いし、口悪いし、人によっては本当に無関心だけど、すごくいい先輩。
こんな先輩に出会えて幸せ者だなって心から思った。
そのまま大通りまで歩いて出たけど、タクシーは見当たらなかった。
近くに友達もいない。
駅までも4㌔近くある。
大きな荷物とこの足ではちょっときついなぁ。
怪我してる女のコ(一応)を、手当てもないまま真夜中に放り出すことができる彼って、改めてすごいよね。。。
ヒッチハイクでもしてみようかな。
高速近いし大阪ナンバーの車が見つかるかも。
そう思って近くのインターに向かって歩いて行く途中、目についたものがあった。
あ、いいところがあるじゃん。
- さてこれからどうしよう。