喜怒楽々さんとモバ友になろう!
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- 2013/1/9 11:36
- STAGE.1-4
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- ジパング解放戦線、エリア11における最大の武装勢力を潰すため、レイジー総督は土の大陸に包囲作戦を展開した。
圧倒的な制圧力を誇るエサリカ軍に、大勢が決したかと思われたその時。
黒の騎士団が動き出した。
クロスナイトの輻射波動を使い、山頂から水脈を一気に爆発させたのだ。
山は崩れた。
ジパング解放戦線も、エサリカの主力部隊も、土砂と水流に巻き込まれていく。
主戦力を失い孤立するレイジー。
形勢逆転を狙うゼロは黒の騎士団を率いレイジーを追いつめたのだが…。
人は、誰しも己の勝利を、存在を信じたがるものだ。
されど、時と運命の前に、信じるという行為はあまりに虚しく、そして儚い。
???A「総督!助けにきたよ」
長い耳をなびかせてレイジーの前に一騎の機体が舞い降りた。
レイジー「特派だと?いったい、誰の許しを得て…いや、助かった」
ゼロ「また、白兜だとクロスナイト破壊しろ!こいつの突破力は邪魔だ」
クロスナイトと対峙した???Aは驚愕した。
完璧にとらえたと思った、攻撃がやすやすとかわされている。
???A「マルー型嚮導兵器ステラロッド並みの速さ」
ステラロッドの腰から、この機体の名称にもなった武器を取り出し身構える。
アゲハの輻射波動と???Aのステラロッドが交差する。
実際は相討ちだったはずだ。
しかし、今きたばかりのステラロッドとレイジーを追い詰める為にフル稼働したクロスナイトでは機体の消耗の差があった。
アゲハ「チクショ~」
ゼロ「クロスナイトでも駄目なのか」
ゼロ「退くぞ、アゲハ!」
アゲハ「え…?まだ、わたし」
ゼロ「時間切れだ。相手が立ち直る前に撤退だ!」
アゲハ「分かりました。ゼロ、御武運を」
それぞれが別方向に駆け出す。
レイジー「お前はゼロを追え!」
???A「はい総督!ガンガンいっちゃうよ」
ゼロを瞬く間に追い詰め、コックピットの外に出す事に成功させた。
???A「追い詰めたよ!ゼロ。」
ゼロの機体は破壊され、これで身を守るものは鎧だけのはずだったが。
一人の少女がステラロッドとゼロの間に立っていた。
???A「君はあの時の……」
???Aの記憶はここで消えていた。『リンク:STAGE.1-6/喜怒楽々』
- ジパング解放戦線、エリア11における最大の武装勢力を潰すため、レイジー総督は土の大陸に包囲作戦を展開した。