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    • 2018/8/6 2:01
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    •  信じてもらえるかどうか。
       まだ10代の私が例によって夜遊びからの帰宅途中の話である。


       私の家は路地の突き当りにあった。大通りから路地に入った瞬間、なにか冷たい空気を感じた。フト見上げると路地の入口の角の家の屋根に青白い火の玉が乗っかっていた。


       火の玉は屋根の上をコロコロと転がり、トヨのところで大きく跳ね、地面に落ちた瞬間、パッと広がり消えた。
       「へー、火の玉って飛ばないんだ?」


       私は自分の部屋にたどり着き、布団に潜り込んだ。遠のく意識の中で救急車のサイレンが聞こえた気がした。


       翌日、目が覚めると母親が私の部屋にやってきて、
      「角の家のオバチャンが昨日死んで、今日はお通夜に行く」と伝えてきた。


       角の家とはもちろん私が屋根の上に火の玉を見た家である。

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