摩周湖さんの日記

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- 2013/2/24 17:04
- 郡山市で考えた
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- 出張から帰宅するのにJR郡山駅を利用しました。
  
  JR郡山駅の外に、GReeeeNのモニュメントを発見。
  2009年に郡山出身の彼らの偉業？を記念して作られたのだとか。
  落書きとかされてなくて感心しました。
  郡山の人はマナーがいいですねー。
  
  てか、そんなことよりも。
  福島は今も、「♪I love you baby 僕らは　福島が好き」くらいでは救われない状況になっている…。
  
  GReeeeNのメンバーが卒業した大学のすぐ横には、今もとんでもない数の仮設住宅が。
  同行した現地担当者は、「これが福島の現実です…」と一言。
  
  また、彼が持っていた、ガイガーカウンター（空間線量測定装置）の値を見ると、通常、国内であれば0.05μシーベルトくらいの空間線量が、３倍以上の値になっている。
  福島第一原発から約50km離れた郡山市でこの状態だ。
  
  この放射能では、小さい子供を育てることはできない…。
  
  発電をするのに、原子力を使うのは間違っていた。
  間違いに気づいたら引き返そう。
  
  百歩譲って経済的だとしても、一度事故が起きたら人の手では制御できず、何十キロ平方に渡って郷土・国土を失ってしまうような技術は、使うべきではない。
  
  聞けば、原子力発電をいくらしようとも核兵器への転用はできないとのこと。
  また、ヨーロッパはもちろん、アメリカすら原子力発電からは撤退を始めていて、関連会社の株などを東芝など日本企業に売りつけようとしているとのこと。
  
  黄昏の産業に対し、なぜ日本国内では、「少ない量なら逆に放射能は体にいい」「いやそれは活断層じゃない」「アメリカ産の原子炉が爆発しただけで日本産のは大丈夫だった」「進むべきは脱原発ではありません」などの声がいまだに力を持っているのか。
  
  もう利権しかないですよね（笑）
  中学生でも分かるでしょう…。
  
  １ワットも発電してない、「高速増殖炉もんじゅ」をハイパーにしたものを作る計画があるのだとか。それって何兆円かかんの？それに、政・官・財がむらがってるだけ。
  
  昨今、「保守ブーム」と言われて久しい。
  でも本当の保守ってなんだろう？
  
  国民や国土をないがしろにして、原発推進したりTPPに参加表明したり。
  
  民主党がダメだったことはもう分かりきっている。それは置いといて。自民党になったって何も変わらない。経団連や財界、アメリカの顔色をうかがって従うことが保守なんだろうか？
  
  うーん…。