さいけんさんの日記

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- 2010/1/22 23:26
- その後
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- 18日、親父が小康状態ということで、一度新得に戻って当直。
  
  明けの日にあまり良くないと母から電話あり、すぐにとんぼ返り。
  
  19日夕方、病室に行って愕然
  
  尿が真っ黒
  つまり大量の血尿
  
  翌20日、先生の診察
  尿管から出血とのこと
  
  母を病室に戻し、先生とｶﾞﾁで会話
  
  明日には肝機能低下による意識の混濁が始まる
  
  とのこと
  
  ﾓﾙﾋﾈ等の麻薬による苦痛軽減を依頼。
  
  20日夜から投与開始。
  
  21日、朝イチで病室行くも、親父爆睡
  
  薬を一時止めるも意識戻らず
  
  昼前に覚醒
  
  先生から入浴許可が出たため、寝たまま入浴
  
  ずっと風呂入りたいって言ってたからね。
  
  風呂から戻るなり、はしゃぐ親父
  
  好みの看護士に入れてもらえて、満足気味
  
  その日夕方、突然意識レベルが低下
  
  更に大量の吐血
  
  呼びかけにかろうじて反応する程度
  
  看護士に眠らせますかと聞かれるも、親父が、兄が帰ってくるまで、薬入れないで欲しい旨申し立て
  
  虚ろな意識のまま兄を待つ
  
  8時過ぎに兄が着
  
  少し会話した後に薬投与
  すぐに昏睡状態になる
  
  その後、何度か軽い吐血
  
  呼吸が少し荒いものの、夜を越す
  
  22日朝、先生の診察
  
  昇圧剤等はこれ以上投与しないとのこと
  
  午前10時過ぎ、ずっと一定のリズムを刻んでいた呼吸が突然止まる
  
  そのまま、午前10時17分、永眠
  
  ざっと書きなぐってみました。
  
  前回までの日記を含め、この出来事を忘れないよう、色んな想いを文章に込めておきます。
  
  現在は仮通夜で、家族皆で斎場に泊まり中。
  
  わがままで、自分勝手で、頑固で。
  
  時には母を泣かせたりしていた。
  
  どんなに言っても酒をやめなかったし、そういう所カッコ悪くて、俺にとっては反面教師的な人で
  
  『こんな父親にはならない』
  
  なんて思ってた
  
  だけど俺と兄には本当に優しくて、色々無理をさせてばっかりで。
  
  何もしてあげなかったこと、凄く心残りです。
  
  いつかまた一緒に飲みたいなぁ
  
  応援してくれた皆さん、前述の通りの結果となりましたが、親父が頑張って俺たちに『覚悟の時間』をくれたおかげで、家族皆で吹っ切れた気持ちで送ることができました。
  皆さんの力も大きいと思っています。
  ありがとうございました！