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- 2013/3/25 22:06
- 「ひまわりと子犬の7日間」
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- 保健所が犬等の動物を殺処分することは、うすうすは知っていたんですが、一旦そうした施設に収容されると、殺処分されるまで保管期間は最長でも7日間までだったんですね
ワンコを救う為にそんな規則をおかまいなしに破る心優しき保健所職員(堺雅人)が、生まれたばかりの子供達を抱えて狂暴化した母犬ひまわりを救おうと、懸命に奔走する そんな実話を元にしたワンコと人との交流を描いた映画を週末観て来ました
客層はご高齢の夫婦で来られてる方が多かったような気がします 劇中で、嗚咽を漏らして泣いていらっしゃる方が・・・在りし日のワンコとの思い出が心の琴線に触れたんでしょうか わりとしょっぱなからグスングスンしていました ワンコ好きにはきっと心優しい方が多いに違いない素敵だなー と思ったんですが、物語的にどうでもいいと思えるタイミングで度々泣いてらっしゃるで、こちらとしては妙にさめてしまいました 感情豊かなオーディエンスというのも良し悪しです
そのせいもあってか、全体の感想としては少し物足りなく感じました
もちろん主演の堺雅人の演技とってもよかったですし、(彼の優しい顔がこういゆう役にはぴったりです)ワンコもすごく頑張っていて、施設に収容されるまでのひまわりの半生描いた冒頭の部分、もうこのまま人間出てこなくてワンコだけでいいやーと思うくらいでした
なにが問題かというと後半、一番盛り上がる部分に映像としての説得力があまり無かった点にあると思います
例えばひまわりが子犬達に向ける愛情 セリフで説明するんじゃなくて、画でもっとみせてほしかったです 異物に吼えるだけじゃなくて、もっと子犬達をペロペロするとか、そうした描写がないと母子愛がよく伝わらないと思います 死んだ子犬をあんな感じでほっぽりだしてるのは母性溢れる母犬としてどうかなーと思いますよ
そして、本作での一番の見せ場である堺雅人とひまわりの心の距離が段々と縮まる過程があまり上手く描かれていない 子供を一時取り上げても、ソーセージあげたら上手くいったみたいな 時間経過もなんか雑な感じだし、その流れでのラスト感動とは、いえないです
帰りのエレベーターの中では、連れだって来られてる方々が、この映画の話より堺雅人と菅野美穂の結婚の話で大盛り上がりしていたのが印象的でした
- 保健所が犬等の動物を殺処分することは、うすうすは知っていたんですが、一旦そうした施設に収容されると、殺処分されるまで保管期間は最長でも7日間までだったんですね