90÷30=さんとモバ友になろう!
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- 2006/5/24 23:17
- 雫
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- 今日もいつもと変わらない電車通勤のはずだった。
しかし、今日に限って満員だ。
なぜに?電車が人身事故で遅れた為である。
まったく、死ぬときくらい人に迷惑かけないでよと思う僕に事件が起きた。
なんと、座ろうとする僕に明らかに二つの座席の真ん中に座っている女をみつけた。
ここは、声を掛けるべきなのか?いや、もし純粋に行った行動であるのならば僕は悪者だ。しかし、狙ったのなら
そぅ思うと、僕のアドレナリンが分泌した。
ゆるせん。
まず、声を掛ける切り口を探そう。あなたのケツは人の二倍ですか?
これなら、さすがに臆するだろう。しかし、普通に、えぇ二倍よと返されたら、僕には何もない。あせるな他の突破口をさがすんだ。そうやって、ジーコは勝ってきたじゃないか。僕に勇気が入る。
第2R、今度は、急にストレートにどいて下さい。
これは、いけるだろ!!
たとえ、相手がヘビー級でも、このパンチは効くはず。
いくしかない。
すいません。
いってやった。この瞬間、僕の頭には、おめでとうの5文字が見えた。
よーやく寝れる。みたかったあの夢の続き。
現実というリアルタイムのなかに一瞬ある至福の時間。
ところが、女は動かない。なぜに?なんと、僕は眼球が落ちそうになった。
ヤツは寝ていた。
やられた。
しかも、口あいてる。ヨダレが落ちるか落ちないかところでぶらさがってる。
おまえは神か?あんなヨダレだせたくともでやしない。
しかも、ものすごい光沢。アマゾンの奥地にも、この一滴は存在するのか?
この奇跡を僕は胸にしまい立つことを選んだ。
停車駅だ。
おりよう。
朝からこんな神秘に出会える物ではない。
そっとタバコに火をつけ、仕事場にいく僕。
雨が降っているのに傘をもってない。
あ、電車の中だ。
- 今日もいつもと変わらない電車通勤のはずだった。